「完全母乳」というのは、ミルクをあげず、卒乳まで母乳で育てることが出来た、ということ。
近年はミルクの栄養素もかなり良いものになってきましたが、やはり母乳に勝るものはありません。
完全母乳は意外にも途中で断念してしまう人も居るといいます。
というのも、トラブルが発生して授乳を断念せざるを得なくなってしまった、ということがあるからです。
特に乳首は赤ちゃんが直接触れる部分で様々なトラブルが発生します。
完全母乳を目指すなら知っておくべきことは乳首のトラブルの対処法!
完母ママにありがちな乳首のトラブルをチェックしておきましょう。
乳首が切れる
新生児のころと、歯が生えてきたころによく見られるトラブルです。
新生児のころは赤ちゃんの力強すぎるのに乳首がそれになれておらず、皮膚が耐えられず切れてしまいがち。
歯が生えてくれば噛んだり歯を立ててしまう赤ちゃんも居ます。
切れてしまった場合は傷口にあたらないように赤ちゃんの抱き方を工夫して飲ませましょう。
また、軟膏や馬油、羊の油など皮膚の炎症に効果があると言われているものでケアします。
あまりにひどい場合は、病院で診てもらった方が良いですね。
[amazonjs asin=”B00898IQNI” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”日本製 のっけて授乳クッション くま”]
乳口炎ができる
水ぶくれのような、白いニキビのようなものが乳首にできたらそれは乳口炎。
ママが脂っこい食事や乳製品を過剰に摂取していたり、ストレスを感じているとできやすくなります。
また、添い乳やつぶし飲みなども乳口炎の原因になります。
和食を中心としたヘルシーな食事を心掛け、
添い乳をしない、乳口が詰まらないように吸わせ方を変えるなどの工夫をしましょう。[amazonjs asin=”B000YZSU08″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”【第3類医薬品】新デスパコーワ 13g”]
かゆみやかぶれ
時には乳首が痒くなってしまったり、かぶれて炎症をおこしたりすることも。
できれば皮膚科を受診し、薬を貰いましょう。
場合によっては赤ちゃんに授乳しない方が良い病気になっている可能性もあります。
かゆみが続けばママもつらいですし、その気持ちは赤ちゃんにも伝わります。
無理せずに、しっかりと治すことを第一に考えましょう。[amazonjs asin=”B000VE4H86″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”メデラ(medela) ピュアレーン100 7g 【日本正規品】”]
母乳が詰まる
授乳の時間間隔が長く開いたりすると、母乳が出る部分に母乳のカスが詰まり、母乳が出づらくなることがあります。
そういう時は全体を温めながら乳首の先を押してカスを取り除きます。
あくまでも優しく、乳首を傷つけないように行いましょう。[amazonjs asin=”B007UG0FO8″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”乳腺炎・詰まりお悩みママへ・母乳スムーズブレンド(40g入り)”]
血豆が出来る
乳首が十分柔らかくなっていなかったり、赤ちゃんが浅く吸い付くことによって起きやすいのが血豆。
激痛が走りますし、破裂すればかなり大変なことに…。
できれば1日か2日直接授乳するのをお休みして、搾乳しつつ母乳を与えてみましょう。
[amazonjs asin=”B00HV66ZR8″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ピジョン さく乳器 電動”]
おわりに
母乳育児をしていると本当に色々な乳首トラブルが起こるものです。
かわいい我が子のためとはいえ、頑張りすぎも良くありません。
授乳は左右均等に行う、クリームを塗る、マッサージをするなどケアもしっかりと行っていきましょうね。