最近「夜泣きをしてもすぐにはあやさない方が良い」といった育児法があるようですが、実際どうなのでしょうか?
検証してみたいと思います!
どうやら「夜泣きを放置しても良い」ではないみたい・・・
英米でベストセラーとなった本「フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密」という本が大反響を及ぼしているようです。
夜泣きをしたらすぐにあやしたり、抱っこしたりするのを少し待って、まず観察してみましょう、ということだそうです。
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産まれて間もない赤ちゃんは、睡眠のサイクルがまだまだ出来上がっておらず、2~3時間で起きてしまいます。
それが成長するにつれて、睡眠と睡眠の間をつながっていきます。
低月齢のころは睡眠と睡眠の間に、ぐずったり、泣いたりしてしまいます。
そのときに大人がアクションを起こしてしまうと(抱っこなど)、せっかくの睡眠のサイクルを学習する機会が奪われてしまうとのことなんです。
ですから、泣きはじめたらすぐに抱くなどの行為は控えたほうが良いんですね。
「赤ちゃんは今何を求めているか?」を考えて合理的な育児をしましょう、ということが「夜泣きを放置する」という端的な言い回しになっているのではないでしょうか。
赤ちゃんを放置して泣かせ続けてもいい目安
たしかに、おっぱいもOK、オムツもOK、室温もOKなら、「もうどうして泣いているの?」という気持ちになってきますよね。
そんなときは、しばらく放置して様子を観察してみましょう。
赤ちゃんが何も原因が無く泣き続けても大丈夫な時間の目安は5分程度と言われています。
赤ちゃんも泣きすぎるとしゃっくりが止まらなくなったり、過呼吸のようになってしまう場合があるからです。
また、あまりにも長い時間泣かせ続けるとご近所さんから心配されることもありますからね。
眠トレを始める時期
眠トレを始める時期は、生後6か月前後が良いでしょう。
低月齢の頃は赤ちゃんもまだまだ生活リズムが整っておらず、眠トレをしても2~3時間で目覚めてしまいます。
眠トレの基本は毎日の生活リズムを整えることです。
ママも生活リズムが整っていないと、体調が悪くなってしまいやすいです。
外出や昼寝の時間を調節
赤ちゃんも、外出して体を動かすと、疲れて夜まとめて寝てくれることがあります。
1~2時間の外出時間は、1日おうちに居る情報量に匹敵するなどとも言われます。
お天気が良くママも赤ちゃんも元気な日にはぜひお出かけしてみましょう。
五感から得られる様々な情報を処理するためには頭を使いますからその分赤ちゃんも疲れます。
また太陽の光を浴びると、自然と体のリズムも整ってきますので夜たっぷり寝てくれる可能性が高まるでしょう。
辛いときはミルクに頼ってみる
母乳育児をしていると、どうしても赤ちゃんは頻繁にお腹が空き、目が覚めてしまいます。
やはりたくさん食べて、ミルクや食事が胃に溜めることができる子は、夜起きる回数も少な目であることが多いです。
夜何度も起きて、ママも体力が持たないという場合は、ミルクに頼ってみることも考えましょう。
おわりに
夜泣きをしてしまったからといってすぐにあやしたり抱いたりするのは赤ちゃんにとって良くないこともあります。
放置というと大げさかもしれませんが、ぐっとこらえて一度様子を見る余裕を持ってみてください。
また、眠トレでは外出や昼寝を調整・習慣づけてあげることも必要です。
こちらも赤ちゃんの個性に合わせて様子を見ながら行っていきましょう!