アトピーの赤ちゃんはパパやママも見ていて辛くなってしまいますね。
少しでも改善してあげたいと思っていろいろ試していることだと思います。
実はスイミングはアトピーの赤ちゃんにいい効果をもたらすということは知っていますか?
ベビースイミングがアトピーに良い理由、喘息軽減効果、またちょっとした注意点もご紹介します!
運動で汗をかく
汗をかくとかゆみが増してしまう…。
そのためアトピーの場合は運動を避けるのがいいと言われてきました。
しかし、この「汗をかかない」ことがアトピーを悪化させている可能性があることがわかってきました。
乾燥や体温の上昇はかゆみの牽引になります。
その反面、汗は角質層の水分を保つ、体温を下げるという役割を持っています。
そのため、運動して汗をかくことを避けず、どんどん汗をかいた方が結果的に改善につながるのです。
ただし汗自体には炎症を起こしてかゆみを起こさせる成分が含まれています。
汗をかいても水ですぐに落ちるスイミングは、運動の中でもスイミングはアトピーにいいと言えます。
赤ちゃんのストレスも解消できる
肌のかゆみを抱える赤ちゃんはストレスを感じています。
そしてストレスは更にアトピー悪化の原因になってしまいます。
一方、肌と肌を触れ合わせてコミュニケーションを取れるベビースイミング。
赤ちゃんの精神面を安定させる効果があることがわかっています。
プールの中で楽しく体を動かすことでストレス解消につながり、症状の軽減を期待できますね。
喘息にも効果的
アトピーによく合併する病気として喘息が挙げられます。
実はベビースイミングは喘息にも効果的!
湿気の多いところなので楽に呼吸ができ、水中での運動は心肺機能も鍛えられます!
さらに運動をして体を鍛えると息が上がりにくくなっていきます。
結果としてベビースイミングは喘息の症状が出にくくなることも知られているんですね
塩素に注意
プールの水は殺菌のため塩素が含まれています。
アトピー湿疹はこの塩素の刺激でかゆみが強くなることがあります。
プールに入った後はパパやママがしっかり洗い流してあげることが大切。
アトピー患者が水泳をするのに一番いいのは海水といわれています。
これは海水に天然のミネラルが含まれており、殺菌作用が期待できるため。
プールである程度水に慣れたら海に連れて行ってあげるのも良いですね。
ベビハピ!的まとめ
プールの塩素は肌への刺激になってしまいますが、まったく平気な子もいます。
まずは一度体験に行ってみて、赤ちゃんに合うかどうか見極めてみるのが必要ですね。
また、塩素を使わないオゾン殺菌のスクールも増えてきています。
赤ちゃんの辛さを軽減できるよう、今回の記事を役立ててみてくださいね!