「子育てが辛い…」赤ちゃんは可愛いのになぜと子育てがキツイと感じるのでしょうか?
実は育児ノイローゼは赤ちゃんとママの関係だけではなく、夫婦関係が影響していることが多いんです。
場合によっては離婚問題に発展することも多いと言われている育児ノイローゼ。
心当たりがある人や、これから出産を控えている人は育児ノイローゼと夫婦関係に関する下記の項目をチェックしてみては?
旦那さんが育児に参加しない
近年、イクメンと呼ばれるような、育児に積極的に参加する男性も増えています。
しかし日本はまだまだ男性の育児参加が消極的なのも事実ですよね。
女性ばかりが育児に専念していると、どうしてもノイローゼになりがちです。
旦那さんも仕事が忙しいのはわかります。
しかし産後の少しの間くらいは短時間でも積極的に育児に参加してほしいもの。
それが育児ノイローゼの予防や改善につながっていきます。
家事の協力も大切
夫の育児への参加はもちろんですが、家事を少しだけ手伝ってもらう。
これだけでもママの負担はとても軽くなり、育児ノイローゼの発症を防ぎます。
お風呂掃除やゴミ出し、皿洗いなど簡単なものを少しだけでもいいので時間があるなら、男性も積極的にやってみましょう。
家事と育児は24時間休みなし!
生まれたばかりの赤ちゃんと1日過ごすのは本当に大変なことです。
まだ体も回復していないうちに家事と育児に追われ…いっぱいいっぱいになるママも少なくはありません。
「仕事をしていないのだから、できるだろう」と軽視するのはNG。
夫婦そろって家事と育児を分担する、男性もしっかり参加する姿勢が大切なんですね。
夫婦でしっかり会話する
育児ノイローゼの原因で最も多いのがコミュニケーション不足。
夫が忙しそうだからといって、夫婦での会話が少なくなるのは良くありません。
生まれたばかりの赤ちゃんはまだおしゃべりもできませんよね。
日中赤ちゃんと二人きりで話すこともなく、夜に夫が帰ってきてからも会話がない…。
そんな閉鎖された時間を毎日続けていたら育児ノイローゼになってしまうのも仕方ありません。
会話の中で知る相手の気持ち
育児は本当に大変なことばかりで24時間赤ちゃんから気を離せないもの。
イクメンさんなら実際に育児を経験するのでそれも理解できますが、普通のパパには理解も難しいものです。
逆にパパだって外で働いている中で様々なストレスを感じていて、家に帰ってゆっくり休みたい…と思っています。
お互いの立場での辛さや大変さをコミュニケーションによって理解しあうというのは本当に大切なことです。
しっかり夫婦でお互いの日中の出来事を話せるような時間をつくりましょう。
相互理解が深まれば、家事や育児にパパも少しだけ参加してくれるようになれるかもしれません!
もちろん、ママだって夫に優しく接することができるようになりますよ!
イライラして当たらない
パパが気を使うというのも大事ですが、ママも育児でのイライラを旦那さんにぶつけないようにしましょう。
- 「手伝ってくれない」
- 「育児に参加してくれない」
- 「会話をしようともしてくれない」
といった不満がつのり、どうしてもイライラして、当たってしまうということは良くあります。
それでつい当たってしまい、夫婦関係が悪くなり余計にパパが家庭に目を向けなくなる…。
そんな悪循環になることもあるかもしれません。
パパへのさりげないアプローチを
男性が育児の辛さを理解できないのは仕方のないことです。
先述しましたが、まだまだ日本では「男は外で女は家で」という風潮があります。
実際に頑張ってお仕事してくれているわけですから、それはありがたく感じなくてはいけません。
でも「育児に参加しないのとは違う!」と思うのはごもっとも。
しかしイライラする前に、まずはさりげなくアプローチをしてみましょう。
素直に「手伝ってくれない?」と言ってみたり、手伝ってくれたらきちんと「ありがとう、とても助かる」と感謝を伝えてみましょう。
そうすることでお互い気持ちよく育児・家事に取り組めるきっかけができることもあります。
まずは素直に思っていることを言葉にする、それって大切なことなんです。
育児ノイローゼへの理解を深める
産後のママは確かに精神的に不安定になりやすいものです。
ですが、「産後だからイライラしてるんだな」と軽視するのは危険です。
まずは夫婦がお互いに「育児ノイローゼ」について理解する気持ちを持ちましょう。
- 「何が原因なのか」
- 「それぞれの不満は何か」
- 「これからどうすべきか」
をお互いに考える時間が必要です。
そして必要があれば病院へ行き、しっかりと治療してしまいましょう。
育児ノイローゼは恥ずかしいことではありません。しっかり知っておくことで予防出来ますし、早期発見につながります。
ベビハピ!的まとめ
育児ノイローゼは誰もがかかる可能性のあるもの。
決して恥ずかしいことではありませんし、理解を深めれば予防・早期発見することもできます。
夫婦それぞれで協力しあい、コミュニケーションをとり合って心の問題に立ち向かいましょう!
育児ノイローゼで離婚…なんてお子さんにとってはとても辛いこと。
ママとパパが二人で手を取り合うその姿こそが、赤ちゃんにとって最高の教育になりますよ♪