産後に気持ちが高揚して、ハイテンションになってしまう【産後ハイ】。
悪いところもあれば、いいところもあるこの状態。
産後ハイになるとどういうことが起こるか、そのメリットとデメリットについて知っておきましょう!
産後ハイのメリット4つ
テンションが上がっている状態は、うつ状態に比べると表面上はメリットが多いように感じます。
たとえば…
- 育児に前向きになれる
- 疲れがあまり気にならなくなる
- 大変な育児を気持ちで乗り切れる
- 家事がテキパキ進む
こういったメリットがあるのも事実。
落ち込んで何もできなくなってしまうよりは、ハイテンションな状態もいいものかもしれませんね。
産後ハイのデメリット4つ
とはいえ、産後ハイはメリットばかりではありません。
もちろん、デメリットも沢山!
たとえば…
- キラキラネームをつけてしまう
- 一人で暴走して誰の意見も聞かなくなる
- 張り切りすぎて体を壊してしまう
- テンションが上がりすぎて眠れなくなる
このような状態になってしまえば、育児が疎かになってしまうことも考えられます。
テンションが高く、一見良い状態に見えますが必ずしもそうとは言えないわけですね。
メリットとデメリットは表裏一体
産後ハイは、気持ちが先行して体が付いて行かない、と言う状態になりがちです。
これから育児を頑張る!と意気込んで色々なことをするのは悪いことではありません。
しかし体を休めることもとても大切なこと。
産後すぐは産褥期
産後、母体は出産と言う大変な仕事を終え、”産褥期”に入っています。
「産後1ヶ月は床上げしないほうがいい」と昔から言うように、本来はしっかりと休めなくてはならないんです。
そうしなければ、体を壊して結局は育児がきちんとできなくなる、なんてことも。
熱っぽい時に似ている?
例えば、少し高熱が出た時って、なぜかハイテンションになってしまうことってありませんか?
じっとしていられず色々なことをしたくなりませんか?
でも、やっぱり後から体に不調が出てきて、「あの時じっとしていたらよかった…」なんて思うこともありますよね。
産後ハイはまさにこれに似たような状態だと思います。
冷静に自分の体のことを考えて行動することが大切ですね。
ストッパーを用意しよう
なるべくならば産後ハイは抑えるようにしたいところ。
防ぐ方法は色々とありますが、肝心なのは「ストッパー」の有無ではないでしょうか。
実際に産前に、自分あてにメッセージを送って冷静さを取り戻したという方もいます。
また、ご主人に、両親に指摘されて目が覚めたという人もいるんですね。
このようにして何らかの形で過剰なハイの状態をストップさせることが大事。
ハイになってしまうのでは?と考えている人は、妊娠中からしっかり対策しておくといいですね。
ベビハピ!的まとめ
産後ハイにはこういったデメリットやメリットがある、それをと知っておくだけでも違うものです。
産褥期にムリをしすぎないためにも、気兼ねなく気兼ねなく聞ける家族や友人に聞いてみるのもいいですね。