ママのココロとカラダ

腰痛・肩こりを減らす授乳時の抱き方と楽な姿勢6つのポイント

5026587143_324c52db05_b
赤ちゃんをどのように抱っこして授乳していますか?
特に出産後間もない時は、ママの母乳の量が安定していないものです。
1つの抱き方ばかりをしていると、様々な問題を抱えることもあるようです。

あまり吸ってもらえず方の胸に硬くしこりができたり、乳首が切れたりといったトラブルにつながったりします。
また、変な姿勢で授乳を続けていると、肩こりや腰痛の原因になることも…。

ママと赤ちゃんの幸せな時間を大切にしたい!
そんなママのために、3種類の基本的な授乳姿勢・抱き方のコツ、楽な姿勢3つのポイントをご紹介。

正しい姿勢で、いろんな抱き方でおっぱいをあげられるようになると、ママも赤ちゃんも快適ですよ♪

抱き方1:オーソドックスな横抱っこ

最もオーソドックスで楽ちんなのが横抱っこです。
授乳クッションなどを使って授乳しやすい抱き方になります。

横抱っこのやり方・コツ

赤ちゃんを横に抱っこして、赤ちゃんのおへそとママのおへそが向かい合うような形にします。
おっぱいをあげる方の腕で赤ちゃんの頭を支えます。

ポイントは、授乳クッションを使って赤ちゃんのおくちの位置がママの乳首の位置にくるようにすること。
高さが足りなければ、雑誌を踏み台がわりに使ったり、赤ちゃんの頭を授乳用まくらにのせたりして調節しましょう。

腰痛防止につながる

授乳中は前かがみになってしまうことが多いですよね。
そのため慢性的な腰痛で悩んでいる方が多いようです。
横抱っこはママは前かがみになることなく、授乳できるので腰痛防止になります。

抱き方2:やってみよう、縦抱っこ

横ではなくて縦にするのが縦抱っこと呼ばれるものです。
こちらは赤ちゃんのむせ返りが少なくなるので母乳を飲みやすそうにしてくれます。

縦抱っこのやり方・コツ

まずは赤ちゃんを縦に抱っこして、ママと向かい合うような形にします。
そして赤ちゃんのお口に乳首を合わせてをくわえさせてあげます。
首がすわる前の赤ちゃんは、ママの腕で赤ちゃんの首を支えてあげてください。

赤ちゃんの座高が足りず、乳首に口がこないこともあります。
その場合は、授乳クッションの上に赤ちゃんを座らせてみましょう。
ママの胸の位置に赤ちゃんの顔の位置がくるように、調節してください。

ママと赤ちゃんそれぞれの注意点

ママの背筋も赤ちゃんの背筋もピンとのばして、腰痛にならないように注意しましょう。

抱き方3:授乳クッションで簡単に。フットボール抱き

赤ちゃんを脇の下に抱えるような形がフットボール抱きです。

フットボール抱きのやり方・コツ

フットボール抱きは、赤ちゃんをフットボールを抱えるような抱き方で抱っこしておっぱいをあげる方法です。
一見難しそうな抱き方ですが、クッションを使うと意外と簡単にできます。
クッションを前ではなく横につけて、その上に赤ちゃんを寝かせます。
ママの腕でしっかり赤ちゃんを支えてあげてください。
あとは、赤ちゃんに乳首をくわえさせるだけです。

赤ちゃんが安心しやすい

フットボール抱きは赤ちゃんが足を自由にばたつかせることができます。
また、手で抱えられていることから安心感を得やすいと言われています。
個人差もありますが、一度フットボール抱きをするとハマってしまう赤ちゃんもけっこういるようです。

色々な授乳姿勢で乳腺炎の防止

横抱っこ・縦抱っこ・フットボール抱きと3つの形をご紹介しました。
この3つの抱っこをそれぞれ適度に組み合わせて授乳をするとママにとってメリットがあります。
それは乳腺炎の防止です。

一つの抱き方だと、どうしても吸い方にクセがでてしまうものです。
そのため、左右均等に母乳を吸ってもらえないといこともあります。
また、角度によって吸い方にムラがでてしまうこともあるようです。

ご紹介した3つの授乳姿勢を組み合わせればいろんな角度から赤ちゃんに母乳を吸ってもらえます。
結果として母乳が詰まりにくくなり、乳腺炎の防止にもつながるんですね。

授乳の時に楽な姿勢3つのポイント

赤ちゃんが生まれて授乳を始めるとわかること…それは慢性的な肩こり腰痛に悩まされるということ!
女性は元々、血行が良くない人が多いですから余計に辛いコリになってしまいます。
なるべく自然で楽な授乳姿勢を取ることが肩こり・腰痛の予防・改善に繋がります。

以下で3つのポイントをご紹介しますので参考にしてみてください!

ポイント1:猫背にならないように!

ママの背中は、猫背にならないように、前のめりにならないようになるのが楽な姿勢となります。
逆に猫背になってしまうと肩こり・腰痛の原因となりますので気をつけましょう。
授乳時にはできるだけ背もたれを利用して背筋を伸ばして授乳してください。
もし腰が浮いてしまう時は、クッションを間に挟んでみましょう。
いろいろと試して、猫背にならずなるべく楽な体勢を探してみてください!

ポイント2:真っ直ぐ・深くくわえてもらう

赤ちゃんには、まっすぐに乳輪までくわえて深くくわえてもらうようにクセ付けしましょう。
浅いとついついママも「もっと飲んでもらう」と思ってしまい、前かがみになりやすいです。
結果として猫背の授乳姿勢になってしまうので肩こり・腰痛を引き起こしやすいです。

また、深くくわえてもらうと乳首が切れてしまうのも避けられます。
それに赤ちゃん自身もおっぱいを飲みやすいんですね。
まっすぐ乳輪までくわえてもらい授乳するクセをつけましょう!

ポイント3:添い乳で楽ちん授乳

長い時間、座って授乳するのって大変…。
できれば寝っ転がって母乳をあげたいなぁ…。
そんなママにオススメなのは添い乳という方法です。

ママも赤ちゃんも一緒に横になり、ママと赤ちゃんが向かい合う形で母乳をあげます。
二人とも横になることができるので、ゆったりとおっぱいをあげられますね。

ただ、注意点もあります。
添い乳は体勢が固定されてしまい、逆に肩・腰が凝り固まることも
授乳の度に、右向き・左向きと変えたほうが良いでしょう。

またママは、つい寝てしまわないように気をつけてくださいね
自分の体で、赤ちゃんをつぶしてしまう可能性がありますので…。

ベビハピ!的まとめ

今回は基本的な授乳姿勢の種類とやり方のコツ、楽な姿勢のポイントをご紹介しました。
ママにとって授乳中はとても幸せな時間です。
肩こり・腰痛でせっかくの素敵な時間を邪魔されないためにも、授乳姿勢にはこだわりを持ちましょう!

ABOUT ME
ベビハピ編集部
『赤ちゃんがハッピーなら、世界は笑顔で満たされる♡』をコンセプトに、お子さんとママ・パパにとって有益な情報をお届けいたします! 昨今話題の「AI」機能を搭載し、より多くの記事を執筆できるように頑張ります。
あなたにオススメの記事



COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です