必ずしも「高齢出産=リスク・デメリット」ではありません。
もちろん、母子に考えられるリスクについて知ることは大切ですが、高齢出産ならではの良い面もあります。
「高齢出産をして良かった!」と思えた体験談を紹介します。
①精神的余裕がある!
35歳以上の高齢出産の場合、肉体的にはキツイのは確かです。
その半面、精神的には若い頃に比べて余裕が出やすいもの。
実際の体験談を見てみましょう。
≪体験談≫
- 高齢出産は産むことは大変だったけれど、赤ちゃんが泣いたりして手がかかっても気持ちに余裕があったように思います。
- 同じ位の子どもを育てている若いお母さんよりも、穏やかに育児ができているような気がします。
- この年齢で子育てができるとは思っていなかったから、「何をしてもかわいい!」と感じイライラすることが少ないように思います。
- 恋愛や遊び、旅行、趣味も十分楽しんでからの出産だったので、育児に対するフラストレーションも溜まりにく、母親にも子どもにも良かったと思います。
②経済的余裕がある!
年功序列社会ではなくなったものの、それでも若い時よりはお金にも余裕が出てきます。
高齢出産では比較的経済的な余裕のあるケースが多いようです。
≪体験談≫
- 出産のために選ぶ病院も、費用ではなく設備などを重視し好きなところを選ぶくらいの経済的な余裕はありました。
- 高齢出産になると、夫も社会的にある程度の収入がある年齢なので、子どもがやりたい習い事を好きにさせてあげる余裕があります。
③自分の社会的ポジションが確保されている!
35歳以上、仕事をしっかりと頑張ってきた方ならば社会的な地位も確立できていることでしょう。
出産・育児休暇をとったあとも、会社でそれなりのポジションが確保されている…ありがたいことですよね。
社会的に認められていることは高齢出産の大きなメリットといえるでしょう。
≪体験談≫
- 自分のキャリアを十分積んでからの出産だったので、産後もすぐに仕事に復帰できました。
- 会社である程度のポジションを得ているので、産休で休んでも後で取り戻すことができました。
- 長く勤めている会社だったので、復帰後も融通を利かせてもらうことができました。
④気持ち・体が若返る!
多くの高齢出産ママたちが感じているのが「若返った」というもの。
実際に、出産によって精神的・肉体的に若返ることはあるようです。
ホルモンバランス、出産デトックス、子供がいることの癒し…様々な理由があるようです。
≪体験談≫
- 子どもがいるだけで、毎日充実した気持ちになる!
- 子どものために食事や生活リズムを整えたことで、自分も健康的になったように思います。
- 自分よりも若いママ友と話すことで、新しい考え方など刺激になります。
- 社会的には中堅になりつつあったのに、出産で新米ママからのスタートとなり、何もかも新鮮で若返った気持ちになります。
ベビハピ!的まとめ
育児は忙しく、思うようにいきません。
また、自分の時間を十分に取れないことはママにとって大きなストレスや疲れになることでしょう。
しかし高齢出産を経験した体験談を見ると
「年齢とともに落ち着いてくるので、育児に対し精神的な余裕がある」
ということが高齢出産で最も良かったと感じることのようです。
体力的な不安や生まれてくる子どものリスクなど、高齢出産におけるデメリットも当然あります。
ですが、一生懸命育児と向き合うがゆえに余裕がなくなってしまうこともある若いお母さんもたくさんいますよね。
精神的・金銭的に余裕があり、穏やかに子どもと向き合える高齢出産。
ある意味でその姿は羨ましくもあるかもしれませんね。