北斗晶さんの告白から学ぶ、乳がんって何?原因や9つのセフルチェック

先日、元プロレスラーでママタレントの北斗晶さんが告白し、話題になっている乳がん。
女性にとって最も恐ろしい病の一つですね。

私もちょっと心配…乳がんの原因ってなんだろう?

そうした疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。

o0480053413433246464
「北斗晶オフィシャルブログ そこのけそこのけ鬼嫁が通る」より)

年間2万人もの女性に発症していて、将来的には胃がん患者数を抜いてしまうのでは…とさえ言われています。

「乳がんとはどういうものなの?」
「発症の原因やリスク要因は?」
「セルフチェックの方法」
「シコリの見分け方」

などなど、乳がんについての「知りたい!」をまとめましたので、参考にしてください!

スポンサーリンク

北斗晶さん(48)が乳がんを告白!

「鬼嫁」、「家族想い」、「夫婦仲も仲睦まじい」の代名詞といえば、佐々木健介&北斗晶夫婦を思い浮かべる方も少なくないと思います。

元プロレスラーの経験を活かして、怖いキャラクターを演じバラエティ番組から引っ張りだこ。
鬼嫁キャラの反面、妻として母として、愛情溢れる手料理も人気の秘密です。
また、育児にも熱心に取り組み、ママタレとしても確固たる人気をもつのが北斗晶さんです。

そんな彼女が乳がんであることを告白しました。
24日右乳房全摘出手術を無事終えたとことを、夫・佐々木健介氏(49)を通してマスコミ各社へ報告しました。
健介氏の周りへ気遣う人柄や、晶さんをおもいやり愛情溢れる文章には非常に好感が持てますね。
また、直筆ファックスがとても達筆で、「びっくりした」といった反応もあるようです。

謹啓、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は何かとお心にかけて下さいまして有難うございます。この度は妻北斗晶の突然の乳癌の報告に世間の皆様をはじめ、関係者の皆様、マスコミの皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしました事をお詫び致します。
ソース・全文「北斗晶の夫、佐々木健介の直筆全文」

また、北斗晶さんは自身のブログでも乳がん摘出について報告しています。
年初に覚えた胸の違和感、摘出手術に至る経緯や彼女の心境などが赤裸々に語られていました。

残念ながら、私の癌は胸だけでなく脇のリンパにまで転移している可能性がある様です。これから長い闘病生活が始まります。
「北斗晶オフィシャルブログ そこのけそこのけ鬼嫁が通る」より

しばらくはテレビの画面ではお会いできませんが、このブログを通して頑張って生きてる姿を観ていただければと思っています。そして、同じ乳癌で苦しんでる人。癌と戦ってる人達に少しでも北斗晶も苦しんでるんだから一緒に頑張ろうと思って貰える存在になれればと思います。
「北斗晶オフィシャルブログ そこのけそこのけ鬼嫁が通る」より

放送予定の番組の放送が終わり次第、闘病生活に入るという北斗晶さん。
5年先、10年先を生きるために、今はゆっくりと療養して頂きたいですよね。

スポンサーリンク

Twitterの反応

北斗晶さんの乳がん告白を受け、多くの人が衝撃を受けたようです。
一部、Twitterからご紹介します。

そもそも乳がんって?

女性ならば「乳がん」という病名くらいは聞いたことがありますよね。
しかし、実際にどのようなものなのかは、よく知らない…という方も多いのでは?
乳がんについて、簡単に箇条書きにしてみました!

  • 乳房には「脂肪」と「乳腺」の組織がある。
  • 乳がんとは「乳腺」から発生し、脂肪からは発生しない。
  • 他のがん発生同様に遺伝子の病
  • 乳がんは、細胞遺伝子異常の蓄積によって発生することがわかっている。
  • 発生、進展とともにホルモンに依存している。(乳がんの特徴)

乳がんは他のガンと同様に、遺伝子異常による病気です。
それとともに、症状の進行がホルモンに依存するという点が特徴であるとのことでした。

乳がんになる原因は?リスク要因とは?

前に記述した通り、

  • 他のがん発生同様に遺伝子の病
  • 乳がんは、細胞遺伝子異常の蓄積によって発生することがわかっている。
  • 発生、進展とともにホルモンに依存している。(乳がんの特徴)

となりますが、乳がんの特徴として「ホルモンに依存する」というものがあります。
それは、性ホルモンである「エストロゲン」が、重要な働きをしていまして

  • 「体内のエストロゲンレベルが高いこと」
  • 「体外からのホルモン(経口避妊薬の使用、閉経後のホルモン補充療法など)」

によって、リスクが高くなるという根拠があるのだそうです。

それ以外のリスク要因としては

  • 生理・生殖要因:初経年齢がはやい、閉経年齢が遅い、出産経験がない、初産経験が遅い、授乳歴がない
  • 体格による要因:高身長、閉経後の肥満(閉経前の肥満では、逆にリスクが低くなる場合も)
  • 生活習慣の要因:飲酒習慣がある・その他:一親等の乳がん家族歴、良性乳腺疾患の既往、マンモグラフィ上の高密度所見など

リスクが軽減できるものとしては、運動習慣などが良いと言われています。
適度に運動をすることで、ホルモンバランスが整いやすい、ということで予防効果があるのかもしれません。
逆に食事習慣については、注目されているものの、乳がん予防に効果があるかどうかの根拠が揃っていないとのことです。

参考サイト:「女性の健康・医療情報.net/もっと知ろう!乳がん」

乳がん検診とセルフチェックについて

乳がんはセルフチェックが可能なものです。
月に1度確認するだけでも早期発見にもつながりますし費用もかかりません。
以下に簡単なセルフチェック法を9個ご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

触診によるセルフチェック

  • 調べる乳房と反対側の手を使う
  • 調べる場所は乳房とわきの下
  • 「の」の字を書くようにシコリがないか確認(入浴時、石鹸などで滑りをよくすると調べやすい
  • 乳首より上の外側に乳がんはできやすいのち入念に調べる
  • 乳房や乳首を絞り、分泌物がないかを確認(妊娠・授乳期を除く)

視診によるセルフチェック

  • 鏡の前で両手をあげ、乳房に「えくぼのような凹み」「ひきつれ」「左右差」がないか確認

ベットの上でセルフチェック

  • ベッドや床にあおむけになる
  • 乳房やわきの下を調べる
  • 背中にタオルなどを入れ、乳房が平らな状態で調べると調べやすい

乳がんのシコリってどんなもの?

一般的にシコリの特徴は
「良性の場合は、消しゴムの様なもの。悪性は石のように固い」
と言われています。
ただ、これってあまりピンときませんよね。
実際にはどのような固さのシコリになるのでしょうか?
Twitterで参考になる映像があったので紹介します。

セルフチェックの前に、しこりの固さが気になる方は
一度試してみるといいかもしれません。

乳がん検診って、なにからはじめたらいい?

乳がんのチェック・検診をしたい!
と思っても、実際に何から始めたらいいのかわからない方もいらっしゃるでしょう。

検診の際にはまず、お住まいの自治体のホームページまたは役所に確認してみてください。
例えば、筆者が住んでいる目黒区には以下のようなページがあります。

乳がん検診/目黒区

  • 視触診、マンモグラフィを併せて行う検診を実施
  • 検診は無料
  • 生年月日に該当する方は7月末頃に「無料クーポン」券の送付

このように、乳がん検診は無料に受けられます!
ただし、実施期間や募集人数など限りがある場合があります。
詳細については、各自治体のサイトをご確認ください。

どこで乳がん検診を受けられるの?

今回の北斗晶さんの告白から乳がんについて関心が高まっているかと思います。
では、実際に乳がん検診を受けるにはどうすればよいか?
どこにいったらいいかわからない?という声もあります。

「NPO法人乳房健康研究会」というサイトがあります。
平成24年度版の乳がん検診情報を検索することができますので参考にしてみてはいかがでしょうか?

参考サイト「認定NPO法人 乳房健康研究会」

また、お住まいの自治体のホームページを確認してみましょう。
近隣の乳腺外来や外科、総合病院に確認をとるのも良い方法です。

何はともあれ、乳がんは早期発見が大切!

乳がんは、早期発見で完治することができます。
シコリが1mmから1cmになるには15年かかるといわれています。
しかし、1cmから2cmになるには2年もかかりません。
「おかしいな?」と思った時にすぐに検査をしないと、乳がんは一気に進行してしまうんですね。

また、放置してしまうと、悪性になってしまうだけではなく増殖してしまう可能性もあります。
日々のセルフチェックをしっかり行い、定期的な検診で早期発見と治療を目指しましょう!

スポンサーリンク