「あれ?目がかすんでよく視えない」「チカチカして視え辛い」
などなど、産後に視力の低下を感じている方も多いのではないでしょうか。
昔から「産後は目を酷使してはいけない」と言われていますが、その原因は何でしょう。
また、産後に視力の低下を感じた場合いつまで続くのでしょうか。
産後の視力低下の原因
産後の視力低下を感じる主な原因は
- 出産時のいきみによるダメージ
- 育児による疲労
などが主な原因と考えられています。
出産の際に長く、強くいきむことにより眼球が圧迫されたり毛細血管がきれるなどのダメージが影響したり、母乳に栄養を回すため目と深く関わっている腎臓がフル回転し、その疲れ等が原因で視力の低下やかすみ目・チカチカ目等につながるようです。
また、単純に忙しい育児による寝不足が疲れ目の原因ともいえます。
一体いつまで続くの?
産後のママさん誰もが視力の低下を感じるわけではありません。
また、いつまで、と言っても視え辛さや期間には個人差があります。
もし視力低下を感じた場合は目を休めることを心がけていれば大体産後3~4カ月程で回復するでしょう。
産後、中々体調が整わず育児による疲労が重なると1年程かかる人もいるようです。
症状によって対処を変える
特に不自由を感じなければ慌ててメガネやコンタクトなどで矯正するよりも、目と体をゆっくり休めることが大切です。
しかし、あまりにも急激な視力の低下を感じたり、中々回復しないようならば一度眼科を受診し医師に相談しましょう。
視力回復のためにできること
産後の視力低下を少しでも軽減するために、すぐにできる3つのことをまとめました。
目がチカチカしてしまう、かすんでしまう…というママさんはぜひお試しください!
目を温める
ホッとアイマスクや、蒸しタオルなどで温めることにより目の周りの血流を良くし、正常な働きを取り戻すことができます。
また、リラックスし心と体の疲れを取ることができるので産後の忙しいお母さんにはピッタリの方法です。
目のエクササイズ
目を閉じたまま眼球を動かす、遠くを見る、または近くと遠くを交互に見るなどの目の運動を行います。
目のエクササイズを行うことで水晶体を調節する機能を持つ毛様体筋を鍛え、物を見る力を整えることができます。
ツボを押す
軽い近視には効果があると言われるツボですが、刺激することにより血流を良くし、目の疲れを取ります。
こめかみや目頭のやや上、目尻などを指で刺激してみましょう。
力の入れ過ぎには注意してください。
ベビハピ!的まとめ
産後は体の調子も整わず、ゆっくり眠る暇もない育児で体が疲れています。
視力の低下を感じたら、本やメディアを見る時間を短めに決め、まずは体と目をゆっくり休ませてあげましょう。


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