辛いつわり対策に、ツボ押しを活用してみてはいかがでしょうか?
吐き気を少しでも和らげるために効果があると言われているツボ3選をご紹介します。
内関(ないかん)
乗り物酔いなどの吐き気に効果があると言われているツボです。
手首の付け根(シワのあるあたり)から指2本分くらいの場所にあるので、押してみて心地良いと思うところを反対側の指で押すようにします。
強く長く押したからと言って効果が上がるわけではありませんので、出来る時に適度に押すように心掛けましょう。
押すのが難しい場合はツボを刺激するための専用のリストバンドも市販されていますので、無理のない範囲で試してみましょう。
裏内庭(うらないてい)
消化管系に効果があると言われているツボで、吐き気やむかつきを抑制する効果が期待出来ます。
足の人差し指を下に曲げ、先端が当たるあたり(肉のふくらみがあるところ)の場所にあるので、心地良いと思う強さで押すようにします。
足の裏が硬く指が疲れる場合は、専用のツボ押しグッズを試してみましょう。
お腹が大きくて自分で押すのが難しい場合は、ご主人にお願いするのもオススメです。
足の三里(あしのさんり)
胃のむかつきやもたれに効果があると言われているツボで、足のむくみやこむら返りの予防にも効果があるとされていますので、妊娠中に積極的に揉みほぐしたいツボです。
膝を曲げて飛び出た骨の下のくぼみの部分にあるので、心地良いと思う場所を押したりさすったりしてみましょう。
ツボ押し時の注意点
ツボ押しの効果には個人差があります。
また、つわりの症状があまりに重い時に無理をしてツボ押しをすることは逆に負担になりますので、体調が落ち着いている時に気分転換を兼ねてゆっくりと行うようにしましょう。
アロマオイルに関して
この時、アロマオイルなどを使うのもオススメですが、妊娠中は使えない成分が含まれているものもあります。
使用する際には専門家や主治医に相談の上、使用するようにして下さい。
夫婦のスキンシップに
ツボ押しはご主人とのスキンシップの一環にもなります。
少しでも楽しみながら辛いつわりを乗り越える一助としてご活用下さい。
特に、妊娠中は夫婦の絆を深めることが大切です。
ストレス解消にもなりますし、出産後の関係も良くなりやすいと言われています。
ツボ押しが逆効果になることも?
ツボ押しが心地良く、より良い効果を期待してマッサージや鍼などに興味を持つ方も多いと思いかもしれません。
しかし妊婦さんによってはそれらが逆に危険な場合もあります。
特に血液が滞らないような薬を服用している場合、強い圧によって血栓が出来てしまう場合などがあります。
ですので、専門的な施術を受ける際には必ず事前に主治医に相談するようにしましょう。