夫婦の間にかわいい赤ちゃんが欲しいと、前向きな気持ちで始めたはずの不妊治療。
ですが長く続くと精神的、肉体的、金銭的にも苦痛を伴います。
その途中で挫折したり、夫婦仲が悪くなってしまうというケースは実は少なくありません。
苦しい不妊治療中だからこそ夫婦で協力し、助け合うべき。
今回は不妊治療での夫婦
夫婦で協力すべき理由4つ
①女性にとって「不妊」という言葉の重み
結婚したら夫との赤ちゃんを望むことは大それた夢ではなかったはずです。
そんな当たり前のように描いていた夢がなかなか叶えられない…。
女性にとって不妊という現実はかなりの重荷となってしまうんですね。
不妊から妊活へ
最近では「不妊症治療」という言葉だけでなく、「妊活」と明るい言葉が普及してきました。
確かに行うことはあまり変わらないかもしれません。
しかし、不妊から妊活へと言葉が変わるだけで気持ちの面で助けられた女性は少なくありません。
治療を含め、妊娠に向けて前向きに臨めるよう、旦那さんも妊活に理解を示してあげてくださいね。
②タイミングが大切
妊娠しやすいタイミング、つまり排卵は月に何度も訪れません。
その時期を逃してしまうと、また1カ月待たなければならなくなります。
妊娠のタイミングはとても重要なものなんですね。
夫婦で話し合い、スケジュールを立てるなどしてタイミングを逃さないよう協力しましょう。
目的のための手段になっていない?
妊活をしているご夫婦にとって、妊娠することが何よりも大きな目的ですよね。
そこはきっとどこのご夫婦でも揺るぐことはないかと思います。
では、夫婦の営みはどうでしょうか?
新婚の内はお互いのコミュニケーションや愛情を深めるための行為だったことでしょう。
しかし、あまりに長く不妊が続き、いつしか「子供をつくる手段」に変わってしまってはいないでしょうか?
確かに妊娠は大きな目的であり、そのためには営みを行わなくてはいけません。
ですが、愛し合って一緒になった二人の関係が手段になってしまうのはもったいないですよね。
妊娠することも、夫婦の営みを行うことも、どちらも手段ではなく目的であることを忘れないで下さいね。
③不要なストレスを取り除きましょう
強いストレスは不妊の要因にもなります。
不妊治療について夫婦で考え方に違いがあると、それ自体がストレスになり余計に不妊治療を長引かせることもあるんですね。
夫婦でしっかり話し合い、お互いの考えに理解を示しましょう。
また、不妊治療中は周囲の声も気になるものです。
そういった不満についての一番の理解者が夫、または妻であることで不要なストレスを取り除くことができます。
気分を変えるために旅行に行く
ストレスには環境も大きく影響します。
気分をリフレッシュするためにも、たとえば夫婦揃って旅行に出かけるのも良いのではないでしょうか?
美しい自然を見たり、美味しい郷土料理を食べたり、ゆっくり温泉につかったり…。
夫婦で楽しみ、思い出を共有してみましょう。
それだけのことでもストレスは大きく解消されるものです。
実際に、不妊のご夫婦が旅行先で子供が授かった!…というケースもあります。
二人で旅に出ることは不妊・妊活の一つの良い方法と言えそうです。
④終わりが見えないからこそ支えあいましょう
治療を始めてすぐに妊娠が叶う人もいれば、何年も時間がかかる人もいます。
必ず成功する保証はなく、ゴールのタイミングは誰にもわかりません。
長くかかるほど精神的な負担が大きくなり、リセットする度に気が滅入るものです。
しかしゴールが見えないからこそ協力して支えあうべきですよね。
不妊治療は夫婦二人で協力しあって実るものです。
続けられるよう、支えあっていってくださいね。
ベビハピ!的まとめ
不妊治療に対して雰囲気が悪くなった時には、「子どもが欲しい」だけでなく「誰の子どもが欲しい」のか思い出しましょう。
また、将来子どもが無事に誕生しても家族の主人公は子どもだけではないことも忘れてはいけません。
これから作っていく家庭には夫婦お互いが必要な人であることを意識し、思いやりを持って接するよう心がけましょう。
そういった前向きな優しい気持が夫婦の絆を強くし、辛い不妊治療を乗り切る原動力になります!