授乳中に乳首(ちくび)が痛い原因は?傷はないのに痛いときの対処法も解説

ママのココロとカラダ
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授乳中に「乳首に傷がないのに痛い…」「吸われるたびにつらい…」と悩んでいませんか?

産後すぐは授乳回数が多く、乳首へ負担がかかりやすい時期です。浅飲みや乳首の傷だけでなく、白斑や乳口炎、母乳の詰まりなどが原因で痛みが出る場合もあります。「このまま授乳を続けていい?」「どこまで我慢すればいいの?」と不安になるママも少なくありません。

今回は、授乳中に乳首が痛くなる主な原因や対処法、病院へ相談したほうがよい症状までわかりやすく解説します。

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授乳中に乳首が痛いときの症状別チェックリスト

授乳中の乳首の痛みは、「乳首が切れている」「白い点がある」「傷はないのにズキズキ痛む」など、症状によって原因や対処法が異なります。

まずは、今の症状がどれに近いかチェックしてみましょう。

症状考えられる原因・状態まずできること
軽いヒリヒリ感・吸い始めだけ痛い浅飲み、乳首の慣れ、乳輪の硬さなど授乳姿勢やくわえ方を見直す
乳首が切れている・血豆がある摩擦、浅飲み、同じ場所への刺激保湿しながら授乳角度を変える
傷はないのにズキズキ痛い白斑、乳口炎、母乳の詰まり、吸い方の負担など白い点・しこり・熱感がないか確認する
白い点や水ぶくれのようなものがある白斑、乳口炎の可能性無理につぶさず、痛みが強ければ相談する
しこり・赤み・熱感がある母乳の詰まり、乳腺炎の可能性早めに母乳外来や産院へ相談する
発熱や寒気がある乳腺炎などで炎症が強くなっている可能性無理せず早めに医療機関へ相談する
歯が当たって痛い歯が生え始めた、遊び飲み、噛み癖など抱き方や授乳姿勢を見直す
かゆみ・赤みがある乾燥、かぶれ、母乳パッドや下着の刺激など保湿し、刺激を減らす
授乳が怖いほど痛い傷や炎症が悪化している、強いストレスになっている可能性無理に続けず、搾乳やミルクも検討する

授乳中の乳首の痛みは、「授乳は痛いものだから」と我慢し続けなくて大丈夫です。症状にあわせて対処していきましょう。

詳しい症状別の原因や対処法はこのあと解説していきます。

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授乳中に乳首が痛くなる主な原因

授乳中の乳首の痛みは、「乳首が切れている」「白い点がある」といった見た目の変化だけでなく、赤ちゃんの吸い方や母乳の詰まり、乾燥などが関係していることもあります。
まずは、痛み方ごとに考えられる主な原因を確認してみましょう。

痛み方考えられる原因
吸い始めだけ痛い浅飲み、乳首の慣れ、乳輪の硬さ
授乳中ずっと痛い乳首の傷、白斑、乳口炎
授乳後にズキズキ痛い白斑、母乳の詰まり、血流の変化など
チクチク・ヒリヒリする乾燥、かぶれ、皮膚トラブル
しこりと一緒に痛い母乳の詰まり、乳腺炎の可能性
歯が当たって痛い浅飲み、噛み癖、遊び飲み

授乳中の乳首の痛みは、原因によって対処法が異なります。
ここからは、授乳中に乳首が痛くなる主な原因を詳しく解説します。

赤ちゃんのくわえ方が浅い

授乳中の乳首の痛みで特に多い原因の一つが、「浅飲み(浅吸い)」です。

赤ちゃんが乳首の先だけを浅くくわえていると、同じ場所に刺激が集中しやすくなります。その結果、ヒリヒリした痛みが出たり、乳首が切れたりすることがあります。

新生児期は赤ちゃんも授乳に慣れていないため、うまく深くくわえられないことも少なくありません。

また、

  • 吸い始めだけ痛い
  • 片側だけ痛い
  • 毎回同じ場所が痛くなる

といった場合も、浅飲みが関係している可能性があります。

乳首が切れている・傷ができている

授乳中の乳首の痛みで多いのが、乳首が切れていたり、亀裂や血豆ができていたりする場合です。

産後すぐは授乳回数が多く、乳首への負担が大きくなりやすい時期です。新生児期は赤ちゃんも授乳に慣れておらず浅飲みになってしまい、乳首が傷つくことがあります。

赤ちゃんが乳首の先だけを浅く吸っている状態が続くと、同じ場所に刺激が集中しやすくなります。その結果、皮膚が傷つき、授乳のたびに強い痛みを感じることがあるのです。

  • 毎回同じ場所が痛い
  • 授乳のたびにヒリヒリする
  • 出血や血豆がある
  • かさぶたのようになっている

といった場合は、乳首に傷ができている可能性があるので確認してみましょう。

白斑や乳口炎ができている

乳首の先に白い点や白いニキビのようなものがあり、授乳中に強い痛みを感じる場合は、「白斑(はくはん)」や「乳口炎(にゅうこうえん)」の可能性があります。

白斑とは、母乳の通り道である乳管の出口が詰まり、白く見えている状態です。授乳中に「針で刺されるような痛み」を感じることもあります。

また、炎症が起きると乳口炎につながることもあります。

たとえば

  • 授乳中に強い痛みがある
  • 授乳後もズキズキ痛む
  • 白い点がなかなか消えない
  • 同じ場所が繰り返し痛くなる

といった場合は、白斑や乳口炎が関係している可能性があります。

乳口炎については、こちらの記事もご覧ください。

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母乳が詰まり、しこりや張りが出ている

乳首そのものではなく、母乳の詰まりや乳房の張りが原因で、授乳中に痛みが出ることもあります。

母乳がうまく排出されない状態が続くと、乳房が張ったり、しこりのように硬くなったりすることがあります。また、詰まりが続くことで、乳首まで痛みを感じるケースもあります。

  • 片側だけ強く張っている
  • 押すと痛いしこりがある
  • 授乳後も張りが残る
  • 同じ場所が繰り返し痛くなる

といった場合は、母乳の詰まりが関係している可能性があります。

さらに、

  • 赤みがある
  • 熱を持っている
  • 発熱や寒気がある

場合は、乳腺炎につながっている可能性もあるため注意が必要です。

乳首が乾燥・かぶれを起こしている

乳首の乾燥やかぶれが原因で、ヒリヒリ・チクチクした痛みが出ることもあります。

たとえば

  • 母乳パッドが湿ったままになっている
  • 下着との摩擦が続いている
  • 授乳後に毎回強く拭いている
  • 洗いすぎて乾燥している

といった状態だと、乳首の皮膚に負担がかかりやすくなります。

また、乾燥だけでなく、

  • 赤みがある
  • かゆみがある
  • 皮がむけている
  • ヒリヒリしやすい

といった症状が出ることもあります。

授乳のたびに刺激が加わるため、乾燥やかぶれが悪化しやすい点にも注意が必要です。

赤ちゃんの歯が当たって痛い

赤ちゃんの歯が生え始める時期になると、「歯が当たって痛い」「噛まれて痛い」と感じるママも増えてきます。

  • 遊び飲みをする
  • 授乳に集中していない
  • 浅くくわえている
  • 噛み癖がある

といった場合は、乳首に負担がかかりやすくなります。

また、歯が当たり続けることで、

  • ヒリヒリする
  • 同じ場所が痛い
  • 血豆や傷ができる

といった症状につながることもあります。

「今まで痛くなかったのに急に痛くなった」という場合は、赤ちゃんの歯や授乳スタイルの変化が関係している可能性もあります。

搾乳機・ブラジャー・母乳パッドが刺激になっている

搾乳機や下着、母乳パッドなどの刺激によって、乳首が痛くなることもあります。

たとえば、

  • 搾乳機の吸引圧が強すぎる
  • フランジサイズが合っていない
  • ブラジャーがきつい
  • 母乳パッドが湿ったままになっている

といった状態だと、乳首への負担が大きくなりやすいです。

搾乳機は、「強く吸えばたくさん出る」というわけではありませんが、吸引が強すぎると、乳首に刺激が集中して痛みにつながることがあります。

また、湿った母乳パッドを長時間つけたままにすると、蒸れや摩擦によってかぶれやヒリヒリ感が出ることもあります。

赤ちゃんの成長によって授乳トラブルが変わることもある

授乳中の乳首トラブルは、赤ちゃんの成長時期によって起こりやすい原因が変わることもあります。

以下は、月齢ごとの授乳トラブルをまとめた表です。

時期起こりやすい悩み
新生児期〜生後1か月ごろ浅飲み、頻回授乳、乳首の傷、吸い始めの痛み
生後2〜3か月ごろ授乳リズムの変化、片側だけ痛い、しこり
生後4〜6か月ごろ遊び飲み、授乳間隔の変化、張りや詰まり
歯が生え始める時期噛まれる、歯が当たる、血豆・傷
離乳食開始後授乳回数の変化、張り、しこり、卒乳への悩み

「今まで痛くなかったのに急に痛くなった」という場合は、赤ちゃんの成長による授乳スタイルの変化が関係しているかもしれません。

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傷はないのに授乳中に乳首が痛いのはなぜ?

乳首に切り傷や出血が見当たらなくても、授乳中に痛みを感じることがあります。

以下のような症状がある場合は、乳首の内側への負担や、白斑・乳口炎、母乳の詰まりなどが関係している可能性があります。

  • 吸い始めだけ痛い
  • 授乳後にズキズキする
  • 見た目は普通なのに痛い
  • 同じ場所が繰り返し痛む

また、小さな白斑は見つけにくいこともあり、「傷はないと思っていたら白い点ができていた」というケースも少なくありません。さらに、乳房側にしこりや熱感がある場合は、母乳の詰まりや乳腺炎につながっている可能性もあります。

見た目に異常がなくても、強い痛みが続く場合や、授乳がつらいほど痛む場合は、自己判断せず母乳外来や産院へ相談しましょう。

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授乳中に乳首が痛いときの対処法

授乳中の乳首の痛みは、原因に合った対処をすることで負担を軽くできる場合があります。授乳姿勢やくわえ方を見直したり、乳首への刺激を減らしたりすることで、痛みが和らぐこともあります。

また、必要に応じて補助アイテムを取り入れるのもおすすめです。

ここでは、授乳中に乳首が痛いときに試したい対処法を紹介します。

授乳姿勢とくわえ方を見直す

授乳中の乳首の痛みは、授乳姿勢や赤ちゃんのくわえ方を見直すことで負担が軽くなるかもしれません。

赤ちゃんが乳首の先だけを浅く吸っていると、同じ場所に刺激が集中しやすくなります。そのため、傷がなくても乳首の痛みが出てしまうことがあります。

授乳するときは、以下のことを意識してみましょう。

  • 赤ちゃんの口と乳首の高さを合わせる
  • 赤ちゃんを胸に近づける
  • 乳首だけでなく乳輪まで深くくわえさせる
  • ママが前かがみになりすぎない

また、授乳中に腕や肩へ力が入りすぎると、姿勢が不安定になりやすくなります。授乳クッションなどを使って赤ちゃんの高さを調整すると、授乳姿勢を保ちやすくなります。


抱き方や授乳の角度を変える

抱き方や授乳の角度を変えることも、乳首の痛みを和らげやすい方法のひとつです。

毎回同じ抱き方で授乳していると、乳首の同じ場所に刺激が集中しやすくなります。そのため、痛みが長引いたり、同じ場所ばかり傷ついたりすることがあります。

たとえば、以下のような場合は、授乳時の角度を変えることで負担が分散しやすくなるかもしれません。

  • 毎回同じ場所が痛い
  • 片側だけ痛みが強い
  • 傷や血豆がなかなか治らない

授乳するときは、以下のような抱き方を試してみましょう。

  • 横抱き
  • 縦抱き
  • フットボール抱き

抱き方を変えることで、赤ちゃんの口が当たる位置も変わります。同じ場所への刺激を減らしやすくなることもあります。


授乳後に乳首を保湿・保護する

乳首の痛みや負担を軽くする対策として、授乳後に乳首を保湿・保護することもあります。

授乳中は、赤ちゃんが何度も乳首を吸うため、摩擦や乾燥によってヒリヒリしやすくなることがあります。乳首に傷がないのに授乳後に乾燥しやすい場合や、かぶれ・赤みがある場合は、保湿を意識してみましょう。

たとえば、以下のような対策があります。

  • 授乳後に母乳を少量なじませる
  • 授乳後にラノリンクリームで保湿する
  • 湿った母乳パッドをこまめに交換する
  • 下着や母乳パッドでこすれすぎないようにする

ただし、強い痛みや発熱、しこりがある場合は、自己判断だけで対処せず、母乳外来や産院へ相談しましょう。


痛みが強いときは乳頭保護器を使う

授乳中の痛みが強い場合は、乳頭保護器(ニップルシールド)の使用も検討してみましょう。乳首への刺激を和らげやすくなるかもしれません。

乳頭保護器は、乳首に直接当たる刺激を減らしながら授乳できる補助アイテムです。

  • 乳首が切れていて痛い
  • 傷や血豆がある
  • 吸われる刺激がつらい
  • 授乳のたびに強い痛みがある

といった場合に使われることがあります。

ただし、サイズが合っていないと赤ちゃんが飲みにくくなったり、うまく吸えなかったりすることもあります。

初めて使う場合や、「サイズが合っているかわからない」「うまく飲めているか不安」という場合は、産院や助産師へ相談できると安心です。


一時的に搾乳やミルクを使って乳首を休ませる

授乳中の痛みが強い場合は、一時的に搾乳やミルクを使って乳首を休ませることも大切です。

授乳のたびに強い痛みがあったり、傷や血豆が悪化していたりすると、無理を続けることで痛みが長引いてしまうこともあります。また、直接吸われるのがつらく、授乳そのものがストレスになってしまうこともあります。

そのようなときは、

  • 搾乳して哺乳瓶で飲ませる
  • 一時的にミルクを使う
  • 痛みが少ない側から授乳する

といった方法を取り入れ、痛みのある乳首を休ませてあげましょう。

搾乳器を使う場合は、吸引圧が強すぎると乳首へ負担がかかることもあります。痛みがあるときは、無理のない強さで使用することも大切です。

「ミルクを使ったら完母を続けられなくなるのでは」と不安になるママもいるかもしれません。しかしまずは、ママ自身の痛みや負担を減らすことが大切です。


母乳パッドや下着を見直す

母乳パッドや下着を見直すことで、乳首への刺激が軽くなる場合もあります。

たとえば、母乳パッドが湿ったままになっていたり、ブラジャーがこすれたりすると、乳首が蒸れたり刺激を受けたりしやすくなります。その結果、乳首に傷がないのに、ヒリヒリ感やかぶれ、痛みにつながることもあるのです。

たとえば、以下のことを意識してみましょう。

  • 湿った母乳パッドをこまめに交換する
  • サイズの合った授乳ブラを使う
  • 締めつけが強すぎる下着を避ける

また、乳首への摩擦が気になる場合は、ブレストシェルなどの補助アイテムの使用もおすすめです。



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授乳中に乳首が痛いときに避けたいNG行動・NGケア

授乳中に乳首が痛いときは、良かれと思って行ったケアが、かえって痛みを悪化させてしまうこともあります。

たとえば、刺激を強く与えすぎたり、痛みを我慢し続けたりすると、傷や炎症が長引いてしまうケースもあります。

ここからは、授乳中に乳首が痛いときに避けたいNGケアを紹介します。

白斑やできものを無理につぶす

白斑やできものをつぶすのはやめましょう。

乳首に白斑やできもののようなものがあると、「詰まっているなら出したほうがいいのでは」と思ってしまうかもしれません。しかし、自己判断で無理につぶしたり、強く押したりすると、傷や炎症につながる可能性があります。

また、刺激を与えすぎることで、かえって痛みが強くなったり、繰り返しやすくなったりするケースもあります。

白い点がなかなか治らない場合や、授乳のたびに強い痛みがある場合は、自己判断だけで対処せず、母乳外来や産院へ相談しましょう。

乳房や乳首を強く揉む

しこりや張りが気になっても、乳房や乳首を強く揉みすぎないようにしましょう。

強く刺激を与えると、乳房や乳首へ負担がかかり、痛みや炎症が悪化してしまうこともあります。また、無理に押したり刺激したりすると、皮膚が傷ついたり、かえって痛みが強くなったりするケースもあります。

しこりや張りが続く場合や、赤み・熱感・発熱がある場合は、自己判断だけで対処せず、母乳外来や産院へ相談しましょう。

毎回ゴシゴシ拭く・洗いすぎる

授乳後に強く拭く、入浴時に洗いすぎるといったこともNGケアです。

乳首に痛みや炎症があると「清潔にした方がいいかも…」と思って強く拭いてしまう方は少なくありません。しかし、拭きすぎ・洗いすぎは必要以上の刺激が乳首に加わり、ヒリヒリ感やかぶれ、痛みが悪化してしまうおそれがあります。

また、洗いすぎによって皮膚のうるおいが失われると、乾燥しやすくなることもあります。

清潔を保つことは大切ですが、強くこすりすぎたり、何度も洗いすぎたりしないよう注意しましょう。

発熱・しこりを放置する

発熱やしこりがある場合は、「そのうち治るかも」と放置しないようにしましょう。

母乳の詰まりや乳房の張りが悪化すると、乳腺炎につながることもあります。

  • 乳房にしこりがある
  • 赤みや熱感がある
  • 発熱や寒気がある
  • 強い痛みが続いている

といった場合は注意が必要です。

無理に我慢を続けず、早めに母乳外来や産院へ相談しましょう。

痛みが強いのに完母にこだわりすぎる

痛みが強いのに「完母で続けなければ」と無理をし続けないようにしましょう。

授乳のたびに強い痛みがある状態で我慢を続けると、傷や炎症が悪化し、授乳そのものが大きなストレスになってしまうこともあります。

また、「ミルクを使ったらダメかも…」「搾乳に頼るのは良くないかも…」と不安になるママも少なくありません。しかし、一時的に搾乳やミルクを取り入れて乳首を休ませることは、決して失敗ではありません。

ママ自身の痛みや負担を減らしながら、続けやすい方法を選ぶことも大切です。

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授乳中の乳首の痛みはいつまで続く?

授乳中の乳首の痛みがいつまで続くかは、原因によって異なります。

「そのうち治るかも」と我慢を続けてしまうと、かえって悪化してしまうこともあるので注意しましょう。

ここからは、授乳中の乳首の痛みが長引きやすいケースや、相談を検討したい症状について解説します。

産後すぐの吸い始めの痛みは慣れで軽くなることもある

産後すぐの吸い始めの痛みは、授乳に慣れていくことで軽くなる場合があります。

産後すぐは乳首が敏感な状態になっており、赤ちゃんもまだ授乳に慣れていません。そのため、吸い始めに「少し痛い」「ヒリヒリする」と感じるママは多いようです。

また、新生児期は授乳回数が多いため、乳首へ負担がかかりやすい時期でもあります。

ただし、強い痛みが続く場合や、傷・出血・しこり・発熱などがある場合は、「授乳で乳首が痛くなるのは普通のこと」と自己判断しないことも大切です。

傷がある場合は授乳のたびに長引くことがある

乳首に傷や血豆がある場合は、授乳のたびに刺激されるため、痛みが長引いてしまうことがあります。

また、浅飲みや同じ角度での授乳が続いていると、傷が悪化してしまうこともあります。

そのため、保湿して乾燥を防いだり、抱き方や授乳の角度を変えたりしながら、乳首への負担を減らすことも大切です。また、痛みが強い場合は、一時的に搾乳やミルクを使って乳首を休ませてあげましょう。

白斑・乳口炎・しこりがある場合は自己判断しない

白斑や乳口炎、しこりがある場合は、「そのうち治るかも」と自己判断しないようにしましょう。

これらの症状は、授乳のたびに刺激されることで痛みが長引きやすくなります。また、無理に触ったり、我慢を続けたりすると、炎症が悪化してしまうこともあります。

白い点がなかなか消えない場合や、授乳のたびに強く痛む場合、しこりや張りが続いている場合、赤みや熱感がある場合などは注意が必要です。

痛みが長引く場合や悪化している場合は、母乳外来や産院へ相談しましょう。

痛みが強い・悪化する場合は早めに相談する

乳首の痛みが強い場合や、だんだん悪化している場合は、早めに母乳外来や産院へ相談しましょう。

産後すぐの軽い痛みは、授乳に慣れることで落ち着いていくケースもあります。しかし、痛みが長引いていたり、授乳が怖いほど痛かったりする場合は、別の原因が隠れている可能性もあります。

また、発熱やしこり、赤み、熱感がある場合は、乳腺炎などにつながっているケースもあるため注意が必要です。

一つの目安として、痛みが1〜2週間ほど続いている場合や、ケアをしても改善しない場合は、母乳外来や産院への相談を検討してみましょう。

また、期間に関係なく、「つらい」「悪化している」と感じる場合は、無理に我慢しないことも大切です。

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授乳中に乳首が痛いとき、授乳は続けてもいい?休んでもいい?

授乳中に乳首が痛いと、「このまま授乳を続けても大丈夫?」「少し休ませたほうがいい?」と悩むママは少なくありません。

ここからは、授乳を続けるか迷ったときの考え方や、一時的に休ませる場合のポイントについて解説します。

乳首の痛みが軽いなら授乳を続けられることもある

痛みが軽い場合は、授乳姿勢やくわえ方を見直すことで、授乳を続けられることもあります。

たとえば、赤ちゃんに乳輪まで深くくわえさせたり、抱き方や授乳の角度を変えたりすることで、乳首への負担が軽くなるケースもあります。また、痛みが少ない側から授乳を始めることで、刺激を和らげやすくなることもあります。

ただし、「少し痛い」を超えて強い痛みがある場合や、傷・出血・しこり・発熱がある場合は、無理を続けないようにしましょう。

痛みが強い場合は無理に続けなくて大丈夫

授乳が怖いと感じるほど痛い場合や、涙が出るほど痛い場合は、無理に授乳を続けなくても大丈夫です。

強い痛みを我慢しながら授乳を続けると、傷や炎症が悪化しさらに痛くなってしまいます。そして、授乳そのものが大きなストレスになってしまうなど、心も痛めてしまうかもしれません。

痛みが強いときは、一時的に搾乳して哺乳瓶で飲ませたり、ミルクを使ったりするなど乳首を休ませてあげましょう。「休ませたら母乳が止まってしまうかも…」と不安になるママもいるかもしれません。しかし、赤ちゃんのためにもまずはママ自身の痛みや負担を減らすことも大切です。

授乳を休む場合は張りやしこりに注意する

授乳を休む場合は、母乳がたまりすぎないよう注意しましょう。

母乳がうまく排出されない状態が続くと、乳房の張りやしこりにつながることがあります。また、張りが強くなることで痛みが出たり、乳腺炎につながったりすることもあります。

一時的に授乳を休む場合は、搾乳するなどして母乳をためすぎないようにしましょう。

ミルクを使っても母乳育児の失敗ではありません!

一時的にミルクや搾乳を取り入れたとしても、母乳育児の失敗ではありません。

乳首の痛みが強いと、「頑張って母乳を続けなければ」と自分を追い込んでしまうママも少なくありません。しかし、強い痛みを我慢し続けることで、授乳そのものがつらくなってしまうこともあります。

ママの体を守ることも、育児の大切な一部です。

一時的にミルクや搾乳を取り入れながら、無理をしすぎない方法を選ぶことも大切にしてください。

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乳首の痛みで病院・母乳外来に相談したほうがよい症状

授乳中の乳首の痛みは、セルフケアで軽くなる場合もあります。しかし、症状によっては早めに母乳外来や医療機関へ相談したほうがよいケースもあります。

ここからは、相談を検討したい症状や、受診先の目安について解説します。

発熱・しこり・赤み・熱感がある

発熱やしこり、赤み、熱感がある場合は、早めに母乳外来や医療機関へ相談しましょう。

母乳の詰まりや炎症が悪化すると、乳腺炎につながることもあります。

また、「熱っぽい」「寒気がする」「ズキズキ痛む」といった症状がある場合も注意が必要です。

無理に我慢を続けたり、自己判断だけで対処したりせず、産院や母乳外来、産婦人科などへ相談することも大切です。

白斑や乳口炎が治らない・繰り返す

白斑や乳口炎がなかなか治らない場合や、何度も繰り返している場合は、母乳外来や産院へ相談しましょう。

「白い点があるだけだから大丈夫かも」と思って自己判断してしまう方もいますが、無理につぶしたり、強く押したりすると、傷や炎症が悪化してしまうこともあります。

また、授乳のたびに強く痛む場合や、同じ場所ばかり繰り返し痛くなる場合も注意が必要です。

痛みが長引いている場合は、無理に我慢しすぎないことも大切です。

授乳が怖いほど痛い

授乳が怖いほど痛い場合は、無理に我慢しすぎず、早めに相談しましょう。

強い痛みが続くと、「授乳の時間がつらい」「赤ちゃんがお腹を空かせるたびに不安になる」と感じてしまうこともあります。また、痛みを我慢し続けることで、授乳そのものが大きなストレスになってしまうケースもあります。

「これくらいで相談していいのかな…」と思うママもいるかもしれませんが、つらいと感じている時点で相談して大丈夫です。

母乳外来や産院、助産師などへ相談しながら、無理をしすぎない方法を考えていきましょう。

何科に行けばよい?

授乳中の乳首トラブルは、「どこに相談すればいい?」「何科に行けばいい?」と悩むママも多いのではないでしょうか。

症状によって相談先の目安は異なります。

症状・悩み相談先の目安
授乳姿勢・くわえ方を見直したい母乳外来、助産院、出産した産院
乳首の傷や薬について相談したい産婦人科、皮膚科
しこり・発熱・乳房の赤みがある産婦人科、乳腺外科、母乳外来
白斑・乳口炎を繰り返している母乳外来、助産院、産婦人科
断乳・ミルク併用も含めて相談したい助産師、保健師、産院、地域の育児相談

「これくらいで相談していいのかな…」と悩んでしまうこともあるでしょう。しかし、痛みが続いてつらい場合は、早めに相談して大丈夫です。

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授乳中の乳首トラブルを繰り返さないコツ

見直したいポイント意識したいこと
授乳姿勢乳輪まで深くくわえられる姿勢を意識する
授乳の角度横抱き・縦抱きなどを使い分け、同じ場所への刺激を減らす
乾燥・摩擦母乳パッドをこまめに交換し、こすれすぎを防ぐ
我慢しすぎない強い痛みが続く場合は早めに相談する
授乳方法完母にこだわりすぎず、搾乳やミルクも含めて考える

「少し痛いだけだから」と我慢を続けると、傷や炎症が悪化してしまうこともあります。つらいと感じたときは、無理をしすぎないことも大切です。

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授乳中に起こりやすい乳首・母乳トラブル一覧まとめ

授乳中は、乳首の傷だけでなく、白斑や乳口炎、しこりなど、さまざまなトラブルが起こることがあります。

ここでは、授乳中に起こりやすい代表的な乳首・母乳トラブルをまとめています。

トラブル主な症状・特徴関連記事
乳首が切れる・亀裂が入る浅飲みや摩擦によって傷ができ、授乳のたびにヒリヒリ痛みやすい
白斑ができる乳首の先に白い点ができ、授乳時に強く痛むことがある
乳口炎になる白斑が悪化し、炎症や強い痛みにつながることがあるこの水ぶくれ…何?授乳時にできる乳口炎の対処方法
血豆ができる吸い方や摩擦によって血豆ができ、出血することもある
かゆみ・かぶれが出る乾燥や母乳パッド、下着の刺激などで起こることがある
しこり・張り・詰まりがある母乳がうまく排出されず、張りや痛みにつながる
歯が当たる・噛まれる歯が生え始める時期に痛みが出ることがある
搾乳機や母乳パッドで痛くなる吸引圧や摩擦、蒸れなどが刺激になることがある
乳首の形や乳輪の硬さで飲みにくい深くくわえにくく、浅飲みになりやすい

症状によって原因や対処法は異なります。痛みが続く場合や悪化している場合は、母乳外来や産院へ相談しましょう。

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授乳中の乳首の痛みに関するよくある質問

授乳中の乳首の痛みについては、「これって普通?」「授乳を続けても大丈夫?」など、不安や疑問を感じるママも少なくありません。

ここでは、授乳中の乳首トラブルに関してよくある質問をまとめて解説します。

授乳中に乳首が痛いのは普通ですか?

産後すぐは、乳首が敏感になっていたり、赤ちゃんが授乳に慣れていなかったりするため、軽い痛みや違和感が出ることがあります。

ただし、強い痛みが続く場合や、傷・出血・しこり・発熱などがある場合は、「授乳では普通のこと」と我慢しすぎないことも大切です。

傷はないのに乳首が痛いのはなぜですか?

見た目に傷がなくても、浅飲みや白斑、乳口炎、母乳の詰まり、皮膚の炎症などが関係していることがあります。

また、同じ場所に刺激が集中することで、傷がなくても痛みが出る場合もあります。

乳首が切れて出血していても授乳できますか?

傷や出血の程度によっては授乳を続けられる場合もありますが、強い痛みがある場合は無理をしすぎないことも大切です。

痛みが強い場合は、搾乳やミルクを取り入れながら、一時的に乳首を休ませる方法もあります。不安がある場合は、母乳外来や産院へ相談しましょう。

乳口炎は何科に行けばよいですか?

乳口炎は、母乳外来、助産院、産婦人科、乳腺外科などが相談先になります。

どこへ行けばよいかわからない場合は、まずは出産した産院や地域の母乳外来へ相談してみましょう。

ピュアレーンなどのラノリンクリームは使ってもいいですか?

ラノリンクリームは、授乳中の乳首の乾燥や摩擦による負担を軽くするために使われることがあります。

たとえば、メデラの「ピュアレーン」などは、授乳中の保湿ケアアイテムとして使われています。

ただし、強い痛みやしこり、発熱がある場合は、クリームだけで対処しようとせず、母乳外来や産院へ相談しましょう。


乳頭保護器や搾乳機は使ったほうがいいですか?

直接吸われる刺激がつらい場合は、乳頭保護器(ニップルシールド)が補助になることがあります。

また、乳首を休ませたい場合は、搾乳機を使って哺乳瓶で飲ませる方法が役立つこともあります。

ただし、サイズや使い方が合っていないと負担になることもあるため、不安がある場合は助産師や産院へ相談しましょう。



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ベビハピ!的まとめ

今回は、授乳中の乳首の痛みについて、原因や対処法、相談したほうがよい症状まで解説しました。

授乳中の乳首の痛みは、珍しいことではありません。産後すぐは乳首が敏感になっていたり、赤ちゃんが授乳に慣れていなかったりするため、痛みが出ることがあります。

また、傷がなくても、浅飲みや白斑、乳口炎、母乳の詰まりなどによって痛みが出る場合もあります。

一方で、しこり・発熱・赤み・強い痛みがある場合は、我慢しすぎず、母乳外来や産院へ相談することも大切です。

「完母で続けなければ」と無理をし続ける必要はありません。搾乳やミルクを取り入れながら、乳首を休ませる方法を選ぶこともあります。

授乳を始め、育児は我慢大会ではありません。ママの体も大切にしながら、続けやすい方法を選んでいきましょう。

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