産後うつは非常に辛いものですが、周りの理解があるだけで、心が軽くなります。
しかし周りに知識が無いまま、ネガティブになってしまったり、イライラをぶつけてしまったりすれば周りも辛くなってしまいます。
そういう状況に陥らないよう、周りに理解をしてもらえるポイントをまとめました!
まずは「産後うつ」の存在を知ってもらいましょう
勇気を出して夫に辛さを打ち明けても、女友達のように「うんうん」「辛いねー」と共感してくれず、反対にとってもイラッとしてしまった!なんてママも多いはず。
男性は、女性に比べ共感する力が弱く、一方で論理的思考に優れていると言われています。
そのため、悩みを相談してもとんちんかんなアドバイスをしてきたり・・・。
ママが産後うつかな?と思ったら、まずはパパに産後うつの存在を知ってもらうところからはじめましょう。
書籍やネットを読んでもらう
最近では「うつ」の認知度も高まり、嫌なことがあって少し落ち込んでいるときにも使ったりしますよね。
そのためママが知っていても、パパは「うつ」の本当の病状を知らないことが多いのです。
特に男性は「うつは甘え」なんて思っている人も、未だ稀にいらっしゃいます。
そういった場合、本やネットページを読んでもらいましょう。
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第三者に伝えてもらう
日頃一緒にいるママが一生懸命伝えても、あまり真剣に理解してもらえないことも。
そういった場合は、第三者に伝えてもらうのが効果的です。
第三者の適役は先輩や上司などの、目上の立場の人がオススメです。
簡単なのが、出産経験を持つ奥さんのいる先輩社員などに体験談を語ってもらうとより効果的です。
私の夫は手のひら返し
私もずっと母子二人だけの密室育児で頑張っていたのですが、一時保育を利用したいというと夫は怒りました。
しかし一時保育を利用している先輩の話を聞いた瞬間手の平を返すように、保育園の素晴らしさを絶賛。
「保育園に行っていると、お兄ちゃんお姉ちゃんに色々教えてもらって、早くいろんなこと覚えるんだって~」と……。
正直「どうして私が言ったときは反対したのに」とイラッとしましたが、結果オーライということにしました。
思うところはあるものの、第三者の意見はかなり効果的であることは間違いありません。
一緒に病院を受診する
一人で産後うつと戦わないで、パパも一緒に病院に付いてきてもらいましょう。
前もって受診しておいて、何回目かのタイミングでお医者さんに、「夫を連れてきてもいいか」を相談してもいいかもしれません。
お医者さんから説明してもらうと、きっと旦那さんもより理解が進むと思います。
私の母のケース
うちの両親、特に父は昔気質の人で「妻は夫の三歩後ろを歩くべき」くらいな考えの持ち主でした。
しかし私が嫁いでから母が鬱になってしまい、二人で病院に行ったのだそうです。
そこでお医者さんから「もっと会話をしてみてください」「優しい言葉を1日1回はかけてあげましょう」とアドバイスされたのだとか。
父は心を入れ替えたのかそれ以来、母を気遣うようになりお互いに良い関係を築けるようになっていったんです。
産後うつとはちょっと違うかもしれませんが、「お医者さんから客観的に言われる」ということはけっこう効果があるのでしょうね。
おわりに
産後うつを克服するためには周囲の協力が何よりも大切です。
特に一番近くにいる、夫の理解というのはとても重要なんですよね。
正しく素直に産後うつと向き合ってもらうためには今回ご紹介したような方法が最も効果的です。
客観的な目で「産後うつってこういうものなのか」と理解してもらい、夫婦二人三脚で心のケアをしていきましょう!