産後うつはママにとっても辛いですが、母乳や育児に影響あるのか不安になってきますよね。
そんな産後うつと母乳・育児への影響についてまとめてみました。
辛くなったら、早めに病院を受診して治療しましょうね。
ストレスで母乳が出なくなることも
母乳が出るかどうかは体質であると言われています。
しかし産後うつになると、母乳が出ていた人でも、ストップしてしまうことがあるんですね。
人間にとってストレスは体に様々な影響を与えてしまいます。
産後うつで母乳が出にくくなる…ということはありえない話ではありません。
副次的な影響から出にくくなることも
ストレスだけでなく、うつ病特有の症状である睡眠不足や食欲不振なども母乳には大きく影響します。
栄養が取れなければ、体力が落ちてしまえば母乳は止まってしまうんですね。
母乳が出なくなった…と落ち込みすぎは余計に心へ負荷をかけてしまいます。
あまり悲観しすぎず、きちんとストレスを取り除き産後うつの治療に専念しましょう。
症状が緩和すれば母乳の出がまた良くなることもあります。
あまり悲観せず前を向いて進んでみましょう!
お薬の処方によっては、母乳をストップすることも
心療内科や精神科に通院する場合、お薬の状況によっては母乳育児をストップしなければならないときがあります。
とはいえ、完母を目指している場合は母乳育児をできないことが、さらにママのストレスになる場合があるかもしれません。
少しでも精神的負担を減らすためには、お医者さんにしっかりと相談することが大切です。
細かく自分の要望を伝えた上で治療に臨むのが良いでしょう。
場合によっては、授乳中も可能なお薬を処方してくれる場合もあります。
子どもを可愛いと思えないことがある
可愛いはずの赤ちゃんが、可愛いと思えない!
そんな症状も産後うつの特有の影響です。
私も産後赤ちゃんを見ても、戸惑いの方が多く「母親失格だ」なんて落ち込むこともありました。
今思うと産後うつ特有の症状なのですが、渦中の本人は気づかないものです。
産後うつに限らず、うつ症状は時間が経過してからの激しい後悔が症状を悪化させる要因になります。
子供が可愛いと思えないのは自分のせいだ…と、あまりにも自分を責めすぎてはいけません。
うつ症状がエスカレートし、ネグレクトや虐待につながることがあるからです。
症状が軽いうちに意識して、「いつか可愛いと思えるさ」くらいの気軽さを持っておいてください。
それが産後うつを軽くしますし、将来への予防線になります。
泣いている赤ちゃんを放置してしまう
あまりにも疲れ切ってしまうと、赤ちゃんが泣いていても逃げ出したくなってしまうことがあります。
ママだって生身の人間。
あなたが悪いのではなく、疲れがそうさせているのです。
最低限チェックしておきたいこと
放置してしまうと激しい後悔が襲ってくることもあります。
それがさらに産後うつを悪化させることも…。
逃げ出したい…と思った時だからこそ、赤ちゃんの様子だけはチェックしておきましょう。
- おむつも変えた。
- ミルクもあげた。
- 室温もちゃんとしている。
- 熱も体調の変化もなさそう。
それでも泣くときは、赤ちゃんも泣きたいときなのかもしれません。
ちょっとくらい泣かせてしまっても、多少放っておいても大丈夫。
最低限のチェックだけしておけば放置してしまっても後悔することが減るはずです。
叩きたくなることがある
イライラが頂点に達してくると、「どうして思い通りにならないの!」と赤ちゃんを叩きたくなることがあるでしょう。
しかし一つだけお伝えしたいのが、赤ちゃんを叩いても、絶対に良いことはありません。
むしろ泣くのが悪化するだけです。
そういうときは周りにも相談しにくいものですね。
そういったときは児童相談所など、行政の悩み相談にお電話してみるのも良いでしょう。
疲れてしまったママ用に、赤ちゃんを一時的に預かってくれるサービスもあります。
こういったときは、どんどん行政に頼るのも手でしょう。
ベビハピ!的まとめ
産後うつでは肉体的、精神的な様々な影響がママにかかります。
ご紹介したような母乳や育児に関するお悩みもあることでしょう。
今回の記事を参考に、ゆっくりと時間をかけて気を楽にして対処していってくださいね。