産後うつはホルモンの影響もありますが、育児疲れのストレスでなることも多いです。
産後うつが続くと、本格的にうつ病に移行してしまうことがあるので、なるべく早く克服したいところ。
そんな克服すべきコツをまとめてみました!
その1:まずは受診する!
心療内科や精神科を受診するのって、勇気が要りますよね。
さらに産後ともなると、ドタバタでパパや実家などの協力がないと病院に行く気力すら起きないこともあります。
しかし産後うつの治療の克服コツは早い治療です。
「おかしいな?」と思ったらなるべく早く病院を受診してみましょう。
その2:完璧主義を捨てる!
真面目で優等生なママは産後うつになる確率が高いです。
第一子でただでさえ育児にはまだ慣れていません。
「ミルクの量はこれでいいのかな?」などといった些細なことでも、プレッシャーになることがあります。
子どもは思い通りにならない存在です。
無理に完璧を目指すのはやめましょう。
家が汚くても、晩御飯ができなくても、パパは死にません!
赤ちゃんもやることさえやってあげれば、育ってくれます。
しんどいときは、育児も家事も必要最低限でかまいません。
適度に手を抜いて、良い意味での適当さで行っていきましょう!
その3:なるべく生活リズムを整える
低月齢の頃は生活リズムなんてあったものじゃないです。
なので、小さい内は赤ちゃんに合わせるようにしていきましょう。
だんだん大きくなってきて、育児にも余裕が出てきたらでかまいません。
そこからは徐々に生活リズムを整える練習をしてみましょう。
お散歩をでリズムを整える
私も生活リズムが産後ガタガタすぎでした。
とりあえず産後1か月過ぎから午後の晴れた日に散歩をするようにしました。
太陽の光を浴びていると、時間は掛かりますがだんだん生活リズムが戻ってきます。
夜寝て朝起きることは、体力的にも精神的にも大事なこと。
また、気持ちを前向きにするコツでもあるんだなぁと実感いたしました。
生活リズムがおかしいなぁ…と思ったらお散歩するのも良い方法です!
その4:人に会ってみる
産後うつになってしまうと、頭が硬くなってしまいます。
物事を一つの方向からしか見ることができず、煮詰まりやすいんですね。
そんな時、助けになるのが人との触れ合いです。
夫や親だけでなく、ママ友などとコミュニケーションをとることで気持ちが落ち着くことでしょう。
支援センターを活用してみよう
私は転勤族で、地元を離れていました。
そのため、産後に友達にも中々会えずどんどん孤独感が強まっていきました。
そんなときに知ったのが、地元の支援センターです。
同じような年代の赤ちゃんがいっぱい来ていて、「私だけじゃないんだぁ」と安心したのが第一印象です。
初対面の人と話すのが苦手な私ですが、皆同じように産後孤独感を感じている同じような人がほとんどで、とても安心しました。
週に1回程度通っていましたが、足を運ぶごとに気も楽になっていった記憶があります。
「今日は頑張って化粧してみようかな」などと、前向きな気持ちになれたんですね。
地元の子育て支援センターは産後うつのママにオススメです。
その5:寝る時間を確保する
核家族の世帯が増え、昼間ママが一人で赤ちゃんのお世話をしているというところも多いと思います。
しかも「パパは働いているから面倒を見てもらうのは申し訳ない」と思ってしまうのではないでしょうか。
寝る時間も削られながら育児をしているのではないでしょうか?
確かにそういう気持ちは大切ですが、そのままでは産後うつになる可能性があります。
変に完璧主義になってしまったり、心に余裕がなくなっていってしまうのです。
パパにお願いするのは悪いことじゃない
そんなときは思い切って、パパにお世話をお願いしてみましょう。
育児において、ママだけが睡眠不足になる必要はありません。
パパだって赤ちゃんの親ですから、頑張る時には頑張ってもらいましょう。
育児の楽しさやしんどさも、共有すべきなんですよね。
夫婦それぞれが育児をできる環境、雰囲気をつくっていきましょう。
ベビハピ!的まとめ
産後うつは出産後の不安定な精神状態に加え、育児に家事にと頑張りすぎることで起きやすくなります。
ゆっくり休んだり、周囲の人と触れ合ったり、心をリフレッシュできるものがあったり…そうしたもので改善していきます。
たとえば「土曜日になったら思いっきり寝られる!」という目標があると、平日もちょっとだけ気持ちが軽くなったりするもの。
手を抜くところは抜く、休める時に思いっきり休めるようにしましょう。
今回の記事を参考に、ゆったりとした気持ちで育児を楽しんでくださいね。