終わりが見えないまま次第に精神的、肉体的、金銭的にも重くなっていく不妊治療。
ストレスは不妊の要因になりかねないのに、不妊治療そのものがストレスだということもあります。
余計なストレスをため込まず、前向きに不妊治療向き合えるようストレスの軽減・解消法を身につけましょう。
①ありのままの気持ちを受け入れる
生理がきてリセットする、街で赤ちゃんを見かける、知人の妊娠報告を受ける度に落ち込む自分を否定してはいけません。
気持ちを否定したり、泣くのを我慢することは大きなストレスになりえます。
その時は思いっきり落ち込む、思いっきり泣くと案外スッキリしてまた頑張ろうと思えるかもしれません。
②夫婦で気持ちを分かち合う
不妊治療中の悩みや気持ちは夫婦で分かち合いましょう。
不妊治療は女性、または男性だけの問題ではありません。
一人で頑張ろうとすることが強いストレスになってしまうよりも、辛いことも、希望も夫婦で共有しましょう。
辛い時でも夫婦の時間を大切にすることで、また不妊治療に明るく臨むことができます。
③楽しい決めごとを作る
生理が来てリセットしてしまうことや、不妊治療の通院を落ちこむこと、と決めこまないでください。
例えばリセットしてしまった日や通院の日はおいしいものを食べる、など楽しい決めごとがあると気持ちを切り替えやすくなります。
④趣味や運動でリフレッシュ
子どもがいないからこそできることも楽しめるようにしましょう。
旅行など今だからできる趣味や、運動など楽しく向き合えるものを作りましょう。
ヨガやウォーキングなどの軽い運動は、妊娠しやすい体作りにも繋がります。
明るい気持ちで妊活に臨める趣味や運度でリフレッシュしましょう。
⑤不妊治療をマスト事項にしない
月に何度もタイミングが訪れない不妊治療ですが、「しなければならない」というマスト事項にすると、そのことがストレスになることも。
1周期を大切にしたい気持ちも当然ですが、今月は通院に気が乗らないなど不妊治療にお休みを設けることで気が楽になりストレスを軽減することもできます。
通院を止めた途端妊娠した、という体験談も珍しくはありません。
⑥ゴールを設定する
精神的、金銭的にも負担が大きい不妊治療のゴールを妊娠だけに限ることが強いストレスになってはいませんか。
当然妊娠を強く希望しているから続けている不妊治療ですが、年齢や金銭的な期限を設けることも考えてみましょう。
子どもがいる人生は楽しいに違いありませんが、それが叶わず夫婦だけで歩む人生に楽しみがないわけではありません。
選択肢の一つとして、夫婦で楽しく過ごす人生設計を視野に入れることで気が楽になることもあります。
ベビハピ!的まとめ
不妊治療が長くなるほど、知らず知らずのうちにストレスを感じているものです。
ストレスを軽減・解消することで妊娠しやすい体につながることもあります。
前向きな気持ちで不妊治療に取り組めるよう工夫してみましょう。