便秘で苦しむ赤ちゃんを見るのはたまらなく辛いものです。
なんとかしてあげたい!そこで便秘に効くというオリゴ糖の助けを借りたいと思います。
でもまだ生まれたばかりの赤ちゃんに初めてのものを与えるには不安がつきもの。
いったいどのくらいを目安にしたらいいのでしょうか?
赤ちゃんにオリゴ糖を与える量はどれくらい?
大人と違って体も小さい赤ちゃん、どくれいらいのオリゴ糖をあげればいいのか…と心配ですよね。
基本的には適量さえ守れば、赤ちゃんにオリゴ糖を与えても問題はありません。
適量であれば、急な下痢や体調不良などは心配しなくても大丈夫でしょう。
1日何グラムから?
まずは1日1グラム程度の量が目安となります。
1グラムと言うのは、小さじ2分の1弱の量です。
この量を一度に使うのではなく、便の具合を見ながら最初は1日1回くらいを目安に与えます。
量を増やしてもいいの?
もし効果が見られない場合は、少しずつ量を増やしてみましょう。
とはいえ、一度にたくさん与えるのではなく、1グラムを何回かに分けて与えるようにしてください。
その時の赤ちゃんの様子や便の状態を見て、量を増やしたり減らしたりしみましょう。
だんだんその子にあった適量や与えるタイミングがわかってきます。
質の高いオリゴ糖を選びましょう!
このとき気を付けないといけないのは、なるべく純度が高いオリゴ糖を選ぶ、ということです。
市販のオリゴ糖製品の中には、添加物や、ショ糖(砂糖)が含まれている製品もたくさんあります。
そうしたオリゴ糖を与え続けると、甘さに慣れてしまって母乳を飲まない、離乳食を食べない…といったことがあるからです。
食事をとらなければ便は出ませんから、そこも注意したいところですね。
オリゴ糖を与えていい時期とは?
では、オリゴ糖を与える時期はいつぐらいがいいのでしょうか?
授乳期はオリゴ糖なしでも快便
生まれたばかりの赤ちゃんのウンチは黄色っぽくて酸っぱい匂いがあります。
まだ母乳しか飲んでいない赤ちゃんの腸内にはたくさんのビフィズス菌がいるためです。
この時期にオリゴ糖を含んだ母乳しか飲んでいない赤ちゃんは、まず便秘にはなりません。
ですから、わざわざオリゴ糖を与えることはしなくても良いでしょう。
離乳食スタート期にオリゴ糖を
4ヶ月を過ぎて、首がすわり、乳歯が生えてきたり、口の中でモグモグする様子が見られたら離乳食開始の合図です。
この頃から母乳以外のものも飲んだり食べたりするようになります。
腸内のオリゴ糖の量が減りますので、腸内環境を良くする善玉菌であるビフィズス菌が減ってきます。
結果として離乳食開始したてのころは便秘になってしまうのです。
もし離乳食を始めたことで便秘になったとしたら、そのころからオリゴ糖を少量ずつ与え始めてるのが良いでしょう。
オリゴ糖を与え続ける期間はどれくらい?
オリゴ糖を与える期間の目安はどれくらいでしょうか?
基本的には、便秘の改善が見られ始めたら徐々に量を減らしていって大丈夫です。
その後、便秘の状態がおさまり、排便がスムーズに行えるようになってきたらオリゴ糖の摂取を中断しても良いでしょう。
与え続けても問題はない
ただ、まだハイハイやあんよが出来る前の赤ちゃんなら、継続して与えてもかまいません。
運動が十分にできない赤ちゃんは、体を動かして腸の運動を促すのはなかなか難しいものです。
オリゴ糖を中断したことで再度便秘になるということもあり得ますので、しばらく飲み続けてみましょう。
純度が高く、添加物が含まれていないオリゴ糖を、量を守って摂取するなら、毎日飲み続けても健康に問題は無いはずです。
実際には、赤ちゃんの様子をみながら与える期間を調整してみましょう。
ベビハピ!的まとめ
オリゴ糖は便秘改善にとても良い成分です。
ビフィズス菌の摂取で腸内環境を整え、スッキリした排便を赤ちゃんにしてもらいましょう♪
ちなみに、オリゴ糖はママの便秘にも効果的です。
赤ちゃんと一緒に快便生活を始めて見るのもいいかもしれませんね!