妊娠中に胎児に良い影響を与える葉酸。
授乳中にも摂取することが推奨されているということを知っていましたか?
実は、葉酸は母乳の質を高めると言われているんです!
どうしてそういわれているのか、葉酸が母乳の質を高める理由を調査してみました!
理由1:葉酸が細胞分裂に必要な材料となる
妊娠中は、胎児が細胞分裂をして成長していきます。
葉酸には胎児の成長にとても大切な「細胞分裂をサポートする」作用があります。
だから葉酸は妊婦にとって必須の栄養素と言われているんですね。
赤ちゃんは日々成長しています!
もちろん、出産後も赤ちゃんは毎日細胞分裂を繰り返して成長します。
特に新生児期や乳児期は成長が非常に早いですよね。
その分、赤ちゃんはたくさん細胞分裂をして、成長していくということになるんです。
そこで役に立つのが…そう、葉酸です。
細胞分裂の元になっているDNAが分裂して増えていくためには、葉酸が必要不可欠なんです。
赤ちゃんは良質な母乳から葉酸を得る!
では赤ちゃんはどこから葉酸を摂取するのでしょうか?
新生児は授乳によってしか栄養を得られない…つまり、母乳が大切であるということに。
授乳期のママはしっかりご飯を食べましょう、と言われますよね。
赤ちゃんの成長のためにも葉酸をしっかり摂取して、栄養たっぷりの母乳で赤ちゃんの成長をしっかりサポートしてあげたいものです。
理由2:葉酸は良質な血液を作る
母乳は元をたどると、血液から作られています。
ですから、赤ちゃんに良質な母乳を与えるためには綺麗な血液が必要となるんですね。
良質な血液には鉄分と葉酸
授乳中は母乳をしっかり出すために鉄分の補給が大切と言われています。
実はそれとともに葉酸の摂取もかなり重要になるんです。
葉酸はビタミンB12と一緒になると血液を作るために重要な材料となります。
ですから血液を作るための栄養素となる葉酸もしっかり摂取すべきなんですね。
葉酸不足で貧血になる?
葉酸が不足すると鉄分不足とは別の悪性貧血というものが起こります。
そうすると、母乳の質も悪くなってしまいます。
より良い母乳を赤ちゃんに与えたいなら、鉄分だけでなく葉酸もしっかり摂取しましょう。
理由3:葉酸がホルモンバランスを整える
葉酸にはホルモンバランスを整える作用があると言われています。
産後はどうしてもホルモンバランスが乱れがち、体調も乱れやすい時期です。
そんな中、忙しい育児を続けて、ホルモンバランスが乱れたままだと母乳の質も悪くなってしまう可能性があります。
良い母乳を与えるには、できるだけママの体の調子を整えておく必要があります。
そのためにも、葉酸はしっかり摂取すべきですね。
理由4:葉酸で母乳の出が良くなる!
葉酸は造血ビタミンと呼ばれています。
簡単にいえば、葉酸を適度に摂取すると血行が良くなる、と言われているんですね。
先程も書きましたが、母乳の元は血液です。
つまり、葉酸を十分な量摂取すれば母乳の量も増えるということになります。
赤ちゃんにお腹いっぱいになってもらうためにも葉酸を摂ることは大切なことなんです。
産後もしっかり葉酸を摂取しよう
このように、妊娠中だけでなく授乳中も葉酸が非常に重要な栄養素となります。
赤ちゃんのために、ママの健康管理のために産後も葉酸を多めに摂取するようにしましょう。
葉酸って摂取が難しい…
ただ葉酸は非常に壊れやすい栄養素で、調理法によってはほとんど摂取できないことも。
そこで頼りになるのが葉酸サプリとなります。
色々と種類がありますが、国産で無添加のものがやっぱり安心。
赤ちゃんとママの健康のためにも質の良い葉酸サプリを選びたいですね。
ベビハピ!的まとめ
妊婦の必須栄養素である葉酸。
実は産後のママや授乳期の赤ちゃんにとっても素敵な効果をもたらしてくれます。
質の良い母乳で赤ちゃんをスクスクと成長させたい!
元気に大きく育って欲しい!
そんなママの願いを叶えるために、ぜひ葉酸を摂取してくださいね。
