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帝王切開ママの産後ダイエットで覚えておきたい注意点と3つの方法

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産後ダイエットには開始時期やその方法などいくつかの注意点があります。
たとえば、産後2ヶ月目以降から始める、半年間が痩せやすい、骨盤を締めると良い…といったものです。

また、帝王切開で出産をした場合には、産後ダイエットで注意すべき点があります。
お腹にメスを入れるわけですから、普通のダイエットとはまた違うポイントがあるのです。

帝王切開ママの産後ダイエットで覚えておきたい注意点と方法を紹介します。

帝王切開ママの産後ダイエットは傷の回復を待ってから

自然分娩の場合の産後ダイエットとの一番の違いと注意点は、帝王切開時の傷の回復です。
一般的に産後ダイエットは、体調の回復をまって産後2、3カ月頃からスタートさせます。
そして、痩せやすい時期である産後6カ月以内には始めることを勧めています。

帝王切開の場合でも、産後の疲れや体の回復はもちろん待つべきです。
それに加えて、お腹の傷が痛むうちは無理を控えたほうがいいでしょう。
無理をすると傷口周辺から何らかの悪影響が出る可能性があります。

運動や骨盤矯正も、傷口が痛みを感じるうちは注意が必要です。

帝王切開だから骨盤は開いていない?

自然分娩では出産時に骨盤が大きく開くことで、赤ちゃんが生まれます。
帝王切開の場合はこの流れがないので、骨盤は開かないのでは?と思うかもしれません。

そもそも、骨盤が開く理由は、赤ちゃんが通るからだけではありません。
実は、出産に向けた母体のホルモンの影響も関係してきます。
自然分娩でも帝王切開でも、同じ様にホルモンの分泌がありますので、いずれにせよ骨盤は開くのです。
産後ダイエットでは自然分娩の場合と同じ様に、骨盤の矯正も大きなポイントになります。

帝王切開ママの産後ダイエットの方法3つ

帝王切開だからといって、基本的な産後ダイエットの方法に、それほど違いはありません。
注意すべき点だけ気をつければ、同じ様に進めていくことができます。

①産褥体操

自然分娩はもちろん、帝王切開の場合も産褥体操はとても良い運動です。
産後、特に異常がなければ、すぐにできる簡単な体操です。

産褥体操は、簡単な運動で血行を促進させ、子宮や筋肉疲労回復に役立つものです。
また、骨盤周りの血流を良くすることができますので、子宮の回復に役立ちます。

帝王切開は傷の回復を待つ分、自然分娩の場合よりも産後の運動不足が長引きがちです。
産褥体操は簡単にでき、体の回復に役立ちますので是非取り入れてみましょう。

もちろん、帝王切開時の傷口の回復を見ながら調整することは忘れずに。

②栄養を考えた食事

産後に限らず、ダイエットでは食事の見直しが重要となります。
特に、帝王切開の場合は傷口が痛むため、運動や骨盤矯正ベルトができない時期があります。
でも食事の取り方を見直し、産後ダイエットをスタートさせることができます。

母乳をあげている時期は特に痩せやすい、と言われています。
ですが、気の向くままに好きなものを好きなだけ食べていては痩せるはずがありません。
赤ちゃんに質の高い母乳をあげるためにも、栄養バランスを考えた食事をとるようにしましょう。
バランスを考えカロリーを抑えることで、自然に体重が落ちていきます。

食生活の見直しが産後ダイエットに効果があるのは、自然分娩でも帝王切開でも同じです!

③骨盤を締める

先述の通り、帝王切開でもホルモンの影響によって、骨盤は開いています。
ですから、帝王切開の産後ダイエットでも、下半身太りや冷え症対策として骨盤を正しい位置に締めるよう意識しましょう。

ただ、自然分娩と違い、帝王切開では傷口が痛まなくなってから行うようにします。
運動を行うと傷口が痛む場合は、ベルトや下着などの利用から少しずつ始めましょう。
傷口が痛まなくなってからも、激しい運動は母乳の出が悪くなる可能性がありますので注意が必要です。

ベビハピ!的まとめ

産後ダイエットは帝王切開でも、自然分娩でも基本的にやるべきことは同じです。
とはいえ、帝王切開の方が体の回復も遅いため、焦ることもあるでしょう。
ですが、焦って無理をしてしまうと余計にダイエットを成功させにくいものです。
傷口が落ち着く産後2カ月までは安静に過ごし、食事の見直しなどできることから少しずつ始めていきましょう。

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ベビハピ編集部
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