便秘の赤ちゃんにはオリゴ糖が良い!
ということは、みなさんご存知ですよね。
実は便秘だけでなく、下痢をしている赤ちゃんにもオリゴ糖が効果的だって知っていますか?
「オリゴ糖を与えたら余計下痢するのでは?」「オリゴ糖摂取量の目安は?」といった疑問もあるでしょう。
なぜ、オリゴ糖が下痢気味のお腹に良いのか、その理由を3つご紹介します!
オリゴ糖が赤ちゃんの便秘に良い理由
便秘気味の赤ちゃんにオリゴ糖を与える理由はなんでしょう?
それは、オリゴ糖が腸内にいるビフィズス菌のエサになってくれるからですよね。
オリゴ糖をを取ることによって善玉菌の増加を助けてくれて、腸内環境を整える働きをします。
結果として便通が良くなり、ウンチもしっかりと出てくれるというわけです。
また、オリゴ糖は自然の素材です。
赤ちゃんにも安心して与えることができるでしょう。
便秘になって苦しむ赤ちゃんが、すっきりした顔をしてくれると、ホッとしますよね。
オリゴ糖は赤ちゃんの便秘を改善し、機嫌すら良くしてくれるものです。
オリゴ糖が下痢の赤ちゃんにも良い?!
では便秘の反対、下痢の時はどうでしょう?
食べても直ぐに緩いウンチが出てしまうとちょっと困りますよね。
何度もおむつを交換しなくてはいけないし、脱水症状や、栄養面でも心配になります。
体調を崩して病気をしたり、成長に悪影響があるかも…という不安もあるでしょう。
実はそんな時にオリゴ糖が力を発揮すると言われています。
「オリゴ糖なんてあげたら、余計に下痢になるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、正しく使えばそういった心配をする必要はありません。
下痢気味の赤ちゃんにも、実はオリゴ糖が使えるのです。
なぜ、オリゴ糖で下痢が改善できるのか、3つの方向性から紐解いていきましょう。
①オリゴ糖で腸内環境を整えられる
下痢気味になる原因は様々考えられます。
大まかに言うと、赤ちゃんの腸内に悪玉菌が増えてしまい、正常な便を作ることが出来なくなって下痢になるのです。
つまり、腸内環境が悪い、ということですね。
添加物や人工甘味料が加えられていない純度の高いオリゴ糖は、腸内の正常化を果たしてくれます。
オリゴ糖は善玉菌のエサになるビフィズス菌を増やしますから、赤ちゃんの腸内環境が整うのです。
正常な便が作られやすくなり、下痢の症状を緩和してくれます。
②即効性でなく長期的に腸内を整えていける
下痢が続くため下痢止めなどを飲むと、今度は便秘になってしまう赤ちゃんも見られます。
便秘や下痢が続くのは、腸内で悪玉菌が増えているからです。
オリゴ糖の優れている所は、悪玉菌の栄養にはならないという点。
必ず善玉菌の栄養になってくれ、腸内環境を持続的に整えてくれるところなのです。
まずは少量から、毎日摂り続けることによって効果を現すので焦らずじっくり摂り続けていくと良いと思います。
成長に合わせて善玉菌を増やすことができ、便秘・下痢をほとんどしない、快便赤ちゃんになってくれることでしょう。
③市販のオリゴ糖商品が豊富で、症状に合わせて選べる
オリゴ糖は市販の商品が多種多様です。
中には美容目的で使われているオリゴ糖商品もあります。
美容系のものは添加物や人工甘味料が含まれていることもあるので、赤ちゃんには不向きです。
赤ちゃんの下痢気味の症状改善のためには、純度が高いオリゴ糖を選ぶことが大切です。
インターネットのサイトを見ると、沢山のオリゴ糖製品が出てきますね。
その中から、添加物・人工甘味料が入っていない、オーガニックなオリゴ糖を選びたいものです。
オリゴ糖で下痢になることもある?
腸内環境を整え、長期的に便秘や下痢の改善を目指せるのがオリゴ糖です。
しかし摂り方によっては下痢を助長させる可能性もあります。
摂取量は少なめから様子を見ましょう
たとえば、多く摂り過ぎてしまうと良くありません。
大人の場合は1日3~5グラム程度が適量と言われています。
子供であればその半分程度、赤ちゃんならさらに少なくて良いでしょう。
まずは1グラムくらいから始めて様子を見てください。
体質的に合わない場合もある?
また、どんな食材でも体質的に合う・合わないがあります。
成長途上の赤ちゃんの場合、オリゴ糖が体に合わないこともあり得ます。
他の病気・症状がないのに、オリゴ糖を摂取し始めてから明らかに下痢がひどくなった…。
そういう場合は一度、オリゴ糖をやめてお医者さんに相談してみましょう。
ベビハピ!的まとめ
便秘同様に困ってしまうのが赤ちゃんの下痢問題ですよね。
改善には様々な方法がありますが、長期的な目線で考えるとオリゴ糖は助けになる可能性が大いにあります。
腸内環境を改善し、健康的なウンチをさせてあげましょう。
赤ちゃんのスッキリした笑顔をオリゴ糖で実現させてくださいね♪