お七夜で出す料理って何を準備したらいいの?
簡単にお七夜料理を作る・用意する方法ってある?
赤ちゃんが生まれてはじめての行事がお七夜です。
最初のお祝いごとですからちゃんとしたい!と思いますよね。
とはいえ出産直後でママは体力も減ってますし、料理が苦手なパパが用意できるのかな…?と不安も。
実は、
お七夜料理の準備はそれほど難しくありません!
そこで今回は
- お七夜の発祥や意味について
- お七夜料理のメニューについて
- お七夜料理を簡単に準備する方法について
こちらをまとめてみました!
お七夜料理はわかってしまえば簡単です。
ぜひこの記事をご参考に、ご家庭それぞれでアレンジしてみてくださいね♪

お七夜とは?発祥や開催の流れについて
まず、お七夜について簡単にご説明していきます。
お七夜を一言で
お七夜をシンプルに一言で言うならば…
赤ちゃんが生まれてから無事に七日経過したことをお祝いする行事
となります。
昔は赤ちゃんの死亡率がとても高かったとされています。
お七夜には無事に七日間経ったことで「元気で良かったね」とお祝いする意味合いがあるんですね。
また、赤ちゃんに名前をつけてあげて「神様に報告する」という意味合いもあります。
お七夜では、赤ちゃんがこの世に生を受け
これから元気に生きていきます!
とご先祖様や地域の神様にお披露目するという考え方もあるわけですね。
お七夜の歴史:発祥は平安時代ごろ
お七夜は平安時代ごろに始まった風習とされています。
当時は今ほど医療も発達していませんし、栄養状況も良くはありませんでした。
早期新生児死亡率も高く、お七夜を迎えられない赤ちゃんもいたわけですね。
だからこそ
お七夜では赤ちゃんの健康を豪華な料理でお祝いしよう
という考え方が生まれたのでしょうね。
そして料理メニューにも、七日間頑張ってくれておめでたい!ということで鯛を使ったりしているわけです。
平安時代ごろの発祥ということでお七夜料理は全体的に和食メニューになっているのも納得です。
お七夜はいつやるの?七日目でなくてもOK!
お七夜は赤ちゃんが生まれてから「6日目の夜」を基準として行われます。
1月1日生まれならば1週間後(6日後)の1月7日の夜がお七夜ということになりますね。
ただ、ママや赤ちゃんの状況によっては退院の時期がずれることもありますよね。
なのでお七夜とはいいますが、必ずしも6日目にやらなくてはいけないというわけではありません。
1週間というのはお七夜の目安であり、多少前後してもかまいません。

お七夜当日の流れについて
生後初めて行われるもので、命名書を作成するなどして「家族の一員」として正式に迎え入れるための行事となります。
とはいえ、地域やご家族によって会の細かい部分には違いがあります。
ひとまず、お七夜は基本的に以下のような流れをまとめておきますね。
- 赤ちゃんとママを病院まで迎えに行く
- 家に到着したら命名式を行い、集まってくれた家族や親戚にお披露目する
- 命名書は神棚や仏壇、または壁に飾るなどする
- お七夜の会食
命名式を行うとありますが、生まれた時または生まれる前から名前が決まっていることもありますよね。
命名書もお七夜を迎える前に書いているケースも多いでしょう。
命名式と名前がついていますが、どちらかというと
「みんなに赤ちゃんを見せる」
「赤ちゃんの健康を祝う」
「出産を頑張ったママを労う」
というのが重要な意味となります。
もちろん細かいルールや地域のしきたりなどもあるかとは思います。
そのあたりはフレキシブルに対応していきましょう。

お七夜の料理にはママを労う意味もあります
お七夜には
赤ちゃんを家族の一員として迎え入れる
頑張って一族の宝物を出産したママを労う
という意味合いがあります。
なので、お七夜では赤ちゃんを祝うとともに、ママに栄養のあるものを食べてもらいたいものですね。
子供を産むのは非常に体力を消耗するものです。
そしてママはこれから赤ちゃんに母乳をあげていくわけですから…大変ですよね。
お七夜の会食ではママに栄養をつけてもらうことはもちろんですが、
労いの言葉や感謝の気持ちを伝える
これも大切なことです。
できたら赤ちゃんのオムツ替えや寝かしつけなどはパパやおじいちゃん・おばあちゃんなどが率先してやってあげてください。
そして料理についてもできればパパが作る、もしくはお弁当などを用意しておくようにしましょう。
頑張ったママを少しでも休ませてあげて労ってあげてください。
お七夜料理を準備しよう!基本は「一汁三菜」です!
さてお七夜の料理なんですが、一応
基本となるメニュー
というのがあります。
ここでは簡単にお七夜で準備すべき料理について解説していきますね。
お七夜の料理でぜひ準備したいメニューがこちら
- お赤飯
- 尾頭つきの鯛
- お吸い物
まずはこの三品は用意して起きたいところです。
それに加えて準備できるのであれば
- お刺身(お造り)
- 天ぷら
- 煮物
このあたりもあるとお七夜の料理としては完璧ですね。
お七夜料理メニューは和食の基本「一汁三菜」
お七夜では「一汁三菜」という形でお料理を準備します。
これは和食の基本で、
一汁三菜=汁物一品とおかずを三品
という形になります。
さっきご紹介したものですと尾頭つきの鯛とお吸い物で一汁一菜になります。
お赤飯はカウントしないので、あとはお刺身・天ぷら・煮物などから好きなものを入れてみてください。
もちろんお七夜はお祝いごとですし、全部入れて豪華にしても構いません!

お七夜の料理を簡単にお金をかけずに準備する方法
鯛に天ぷらにお刺身に…
お七夜の料理は品数こそ少ないですが準備するとなると大変
ですよね。
しかも業者さんにお七夜膳を頼むとけっこうお金もかかります。
そこで!
お七夜の料理を簡単にお金をなるべくかけずに準備する方法
をご紹介します!
お七夜の鯛は焼いたものを買うのが楽!
お七夜料理で一番値が張るのが尾頭つきの鯛ですね。
核家族でミニマムに祝うのであれば基本的に小さいものを一匹で構いません。
だいたい300グラムくらいあるとかなり満足できる量ではないでしょうか。
お値段的には養殖物ですと小さいもので1000円~2000円程度です。
時期などによってはもう少し安く買える場合もありますね。
また、ネットでも尾頭つきの鯛を注文することが可能です。
焼き魚状態なので調理の手間も省けますし、飾りもついていて華やかです。
お値段的にも普通にお魚屋さんやスーパーで買うのとそれほど差はありません。
お七夜料理の準備が大変!という場合は活用しても良さそうですね!
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お七夜のお赤飯は炊くより買ったほうが経済的かも
お赤飯は炊いても良いのですが、スーパーで買ってしまったほうが楽です。
そもそもお赤飯って炊くのがけっこう大変ですし、そのためにもち米を買っても余らしてしまったらもったいないですもんね。
お七夜だけとりあえず…ということであればスーパーで数百円くらいのお赤飯を買ってしまったほうが良いと思います。
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お七夜のお刺身は少量で十分です!
お刺身も基本的にはスーパーやお魚屋さんで購入となります。
サクを買ってきて自分で切り分けても良いですが…けっこうたいへんです。
包丁に慣れていないパパや産後で体力が落ちてるママにとってちょっと面倒ですよね。
お刺身自体は安いもので問題ありません。
彩りを考えて赤身・白身・イカなどで3種類盛り合わせみたいなのがあれば良いと思います。
量的にも一人一種類一切れずつくらいで十分です。
お七夜の煮物は作り置きできるのでサクッと調理!
お七夜で準備する煮物は簡単なもので良いので作っておくと良いでしょう。
というのも、作りおきしておくとお七夜だけでなくその後の保存食にもなるからです。
簡単な作り方をご紹介しておきます。
- 里芋・人参・ごぼう・しいたけなどを切り分ける
- 鍋に具材を入れてめんつゆとみりんを味をみつつ入れる
- ひと煮立ちしたらいったん火を止める
- 汁の味を確認して調整し落し蓋をして弱火で10分ほど煮る
- 具材に竹串がスッと刺されば完成
- (お醤油やお酒にお水など、味の調整・香り付けで使っても良し)
ということで具材さえ切ってしまえばあとはめんつゆとみりんがあればすぐに出来てしまいます。
お七夜だからといって凝りすぎる必要はありません。
パパでも簡単にできますのでぜひチャレンジしてみてください!
お七夜の天ぷらは惣菜コーナーで
天ぷらはいちから作るとちょっと大変かもしれません。
調理後の油の処理なども手間なので買ってしまったほうが良いかもしれませんね。
スーパーなどでは惣菜コーナーに旬の天ぷらが置いてあることが多いです。
煮物の材料を買うついでにちらっと覗いてみてはいかがでしょうか。
お七夜のお吸い物は白だしで超簡単に作れます!
お七夜のお吸い物はすごく簡単です。
サッとできるので煮物を作っている間に調理してしまいましょう。
簡単な作り方をご紹介しておきます。
- お麩を用意する(水で戻すだけ)
- 白だしをお椀に適量入れる
- お椀にお麩を入れて熱湯を注ぐ
- 三つ葉を添えて出来上がり
ということでたったの4工程で出来てしまいますね!
サッと手間をかけずにお七夜のお吸い物を作ってみてください。
お七夜の料理はお祝い膳なので豪華になる
お七夜の食事は尾頭付きの魚(鯛など)やお赤飯、煮物などがメインとなります。
これはお七夜の料理が
お祝い膳
という形になるので、普段の家庭料理とは違って豪華になるわけですね。
先述したように「一汁三菜」の和食が一般的です。
なのでご紹介した尾頭つきの鯛を始めとしたお七夜料理メニューを準備しておきましょう。
基本的には手間をかけずに買ってきたものや簡単に作れるもので構いません!
また、先述したように
7日間無事に育った赤ちゃんのお祝い&ママの体力づくり
という意味合いもお七夜料理にはあります。
豪華であるのは当たり前といえば当たり前ですよねw
お七夜の料理は洋食や中華でもOK!
お七夜の料理は和食とは言いましたが、そこまでこだわる必要はありません。
最近では洋食や中華などの料理でお七夜の会食をするご家庭も少なくありません。
最初の方で書いたように、
お七夜では
赤ちゃんを家族として迎え入れる
ママのに感謝して労ってあげる
この2つがとても重要です。
なのでお七夜の料理については
頑張ったママの要望に応える
というのも良いと思います。
ママが
「お肉を食べたい!」
ということであれば、ドーンとステーキを用意したっていいんです♪
その辺は臨機応変に、お七夜を楽しくつつがなく過ごすために工夫してみてくださいね。
お七夜料理は業者に仕出し弁当などを注文してもOK!
ここまで、お七夜料理の準備について書いてきました。
ただ必ずしも自分でお七夜料理を用意しなくてはいけないわけではありません。
ママの体力がきつい、パパも仕事で忙しい…
そんな時に無理してお七夜料理を準備しなくてもOKです。
無理せず、仕出し弁当やケータリングサービスで頼みましょう。
最近はネットでも簡単に注文できます。
お祝いごとというのは何かとバタバタするものですから、自分で作るよりも頼んでしまったほうが良いかもしれませんね。
準備の手間が省けた分、赤ちゃんやママを労ってあげてもいいんじゃないでしょうか!
おわりに
今回はお七夜でだす料理のメニューや準備についてまとめました。
お七夜は生まれてきた赤ちゃんのお祝いをする大切な儀式です。
また、産後のママの体力回復を願ってたくさん栄養をつけてもらおうという意味もあります。
お七夜料理の準備はご紹介したようにとても簡単です。
産後で疲れているママを労う意味もこめて、ぜひパパや他の親類の方が用意してあげてくだせあいね。
お七夜で美味しいものを食べ、新しい家族がやってきた喜びをわかちあいましょう!

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